頑固者=いごっそう
深竹丸ざるは、頑固職人がガッチリ編み込んだ超強力な頑丈な竹ざるです。土佐弁では「頑固で気骨のある人」を「いごっそう」と呼びます。何と日本三大頑固のひとつに数えられているそうです。さすが高知ですが、そんな頑固なまでに頑なに自分の作り方にこだわった堅牢な逸品です。
美しさ、丈夫さ、優しさ
深竹丸ざるは、竹表皮を残した厚みのある竹ヒゴで編み込まれています。丁寧に面取りされた美しい出来映えは手触りも良く無骨ながらも優しさのある職人さんそのもののようだと感じるのです。
鍛えられた強さ
農作業で鍛えられてきたギッシリと編み込まれた横編みは厚みがあり、しっかりとした竹ヒゴで堅牢に編み込まれています。 重たい野菜や荷物を入れてもビクともしない強さが光る竹ざるなのです。
山の竹から
地元の竹林に分け入り自分の気に入った竹を伐り出し、竹籠に編む昔ながらのやり方を貫く竹職人。言葉少なに淡々と続ける、一瞬たりとも気を抜かない竹編みから、深竹丸ざるは生まれます。
質感にグッとくる竹ざる
はじめて手にした時にグッとくる本物の持つ質感にしびれました。仕事をするために生まれてきた心強い相棒のような竹ざるです。
適度な深み
農作業で運ぶ野菜も色々。運んだり、干したり便利に使えるように竹ざるには適度な深みを持たせているのです。
迫力の縁部分
縁部分の竹の幅、厚みは、なかなかの迫力です。硬い竹で頑丈に作られる縁巻き部分をステンレス針金で何カ所もしっかりと縛ります。縁に手をして持ち上げるだけで自慢の耐久性が伝わりそうです。
厚みのある当縁
しっかり厚みのある縁巻きは、竹ひごを数本重ねた当て縁とよばれる技法です。
特大の大根6本
深竹丸ざるに、丸々とした特大の大根を6本入れて持ち上げてみました。普通の大根ではありません。産直市場で買った大きな大根!スーパーでは見た事もないサイズです。その総重量は何と約16キロ超え!大人の男性でもズシリとくる大変な重さなのですが竹ざるはビクともしません。さすが本物、頑固者の竹ざるです。
さすが頑固者。
これだけ大根を入れてもまだまだ余裕がありそうな深竹丸ざる。厚みのある当て縁をあしらっているので、持ち手部分もがっしりとして頼もしい持ち心地になっています。こんな重たく大きな野菜も一度にたくさん運べるので農家さんでも重宝されるハズなのです。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。