真竹四ツ目ざる
この道70年という竹細工の達人が編み上げた美しい真竹の竹ざるです。干し野菜づくりや梅干しの土用干しなどには、通気性が良い四ツ目編みは最適ですが、普通の竹ざると同じように使うのが、もったいなくなるような出来栄えです。
熟練職人の巻縁
真竹の表皮を薄く剥いだ竹ヒゴを使う「磨き」と呼ばれる竹細工です。時間の経過と共に風合いのよい変色をしてきますが、表皮を残して編む青竹の籠よりも数段早く色づいてくるのが楽しみのひとつです。
内側に竹輪
竹ざるには珍しく口部分内側には竹輪がはめ込まれています。竹ざるから他の容器に食材などを移す際に目詰まりしないための細工です。飾っておきたい工芸品のような竹ざるですが、やはり使う事を前提に編まれているのです。
四ツ目底の最高峰
このような四ツ目の竹ざるは編む職人が少なくなって、ほとんど見かけられなくなりました。しかも、これだけの丁寧な編み込みなので、まさに四ツ目の最高峰です。このような薄い竹ざるを昔は脱衣籠として使っていた歴史もありますので、食材用として使うよりは室内で大事にご愛用いただきたい逸品です。
虎竹四ツ目ざると真竹四ツ目ざる
同じ職人が、同じ形、同じ編み方にして編み込んでも、虎竹と真竹ではこれだけの風合いの違いがあります。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。