良質な埋炭用竹炭
竹炭は高温熱処理をするほど不純物は少なくなり、かつ炭素化が進むので電気抵抗が低くなります。炭化温度が高くなると竹炭の電気抵抗は低くなるというように、炭化温度と電気抵抗との間には反比例関係が成り立つ事が確認されています。従って電気抵抗を測る事により炭化温度、炭化の進み具合を知ることができます。竹炭の電気抵抗を測り、その指数を精錬度と称していますが、精錬度計で測定しても竹虎の埋炭用竹炭は電導率がよい上質な竹炭です。
人と環境にやさしい竹
美しい竹林の保全
竹はわずか3ヶ月で親竹と同じ大きさに成長してたったの3年で竹炭に活用することができる環境に優しい素材として注目されています。床下用竹炭の原料の竹は、筍生産農家さんが竹林を管理する際に伐採する孟宗竹を主原料としています。筍生産には伐採が欠かせないため、これらの竹を竹炭として活用していくことが、美しい竹林の保全と美味しい筍生産に役だっているのです。
竹の粉砕
丸竹はまず一定の幅に縦割りされ、その後にチッパー(粉砕機)にかけられ粉々にしていきます。
ロータリーキルン窯
大型の円柱状の窯を回転させながら竹炭を焼き上げるロータリーキルンと呼ばれる機械窯です。あまりの大きさと迫力に圧倒されてしまいそうです。
800度の高温で焼成
床下用竹炭は800℃の高温で焼き上げられています。窯の温度は常に自動制御装置で管理され一定の品質の竹炭が焼き上げられています。
竹炭の選別
チッパーで粉砕された竹は全て同じ大きさではないので焼き上げられる竹炭の粒の大きさもまちまちです。選別機で小さい竹炭粒は選り分け、製品が完成します。
埋炭(炭素埋設)の施工
直径1mくらいの穴を深さ1m程度堀ります。この大きさに使う埋炭用竹炭の量は通常200kgほどです。
粉状の埋炭用竹炭と水を一緒に入れていき、段々と沈ませて固くしまらせていきます。
最後に掘り起こした土をかぶせ、埋め戻しをして施工完了です。
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Q.埋炭(炭素埋設)には200kg必要ですか?
A.穴を掘るスペースが確保できなかったり、予算の都合もあるかと思います。穴の大きさが半分の場合には単純に半分の100kgの量の埋炭が可能ですが、せっかくの埋炭なので当社では標準の200kgからの施工をおすすめしています。
※お客様によっては300kg、500kgと多めの施工をされる方もいます。反対に200kg以下の埋炭は当社の場合はあまり例がありません。
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Q.埋炭(炭素埋設)する場所は決まっていますか?
A.場所等は特に決まっていませんが、埋炭(炭素埋設)をすると半径15mの範囲でイヤシロチ(弥盛地)化の効力が発生すると言われています。それをひとつの目安として基礎工事の前に施工される方もおりますし、建築後に庭先や駐車スペースに施工されるお客様もいらっしゃいます。
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Q.埋炭用の穴は簡単に掘れますか?
A.場所により大きく異なるので何とも申し上げられませんが、基本的にmの穴を掘るのは大変な重労働となります。当社では基礎工事などに来られている業者さんにお願いして、工事のついでの際に小型のユンボなど機械を使って掘って頂く事をおすすめしています。
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Q.埋炭(炭素埋設)は撹拌機がなくても施工できますか?
A.埋炭は竹炭に水を十分に掛けながら撹拌していきます。攪拌機がない場合は手動で攪拌しながらの作業となるので、かなりの重労働になるかと思います。当社では攪拌機などでの施工をおすすめしています。
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Q.埋炭の穴を掘る場合に穴に入れる筒は必要ですか?
A.当社で施工する場合にはコンパネのような板材を丸めて筒状にして施工しますが、必ずしも必要な訳ではありません。
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サイズ
埋炭用竹炭(炭素埋設)15kgはW63×H41×D42cmサイズの段ボールがいっぱいになる量です。
※ご注意ください
数量によっては数日お待ちいただく場合がございます。詳しくはお問い合わせください。