日本の住宅の平均寿命はなんと26年
もともと日本の家屋は、木材の腐朽やカビ、害虫の発生の原因となる床下の湿気対策にはかなり気を配って建てられていました。床を高く、風通しをよくして湿気がこもらない作りになっていたのです。しかし、近年の住宅は耐震性の強化もあり、床の高さを低く抑えたり、床下の換気口が小さくなるなど、床下の湿気を十分に逃がすことができる通気性を確保することが難しくなっています。また、高気密、高断熱、高遮音などの省エネ住宅化が進むことで室内の通気性が悪くなり、床下へ湿気や結露などの影響を与えやすくなっています。
床下の湿気は木材腐朽菌を繁殖させ、土台などの木材を腐らせて住宅の耐久性を著しく低下させるとともに、害虫の好む高湿度な環境をつくる原因となっているのです。欧米の住宅(イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ)が80~140年の平均寿命であるのに対して、日本の家屋の寿命は何と26年と短命なのも、大量消費の時代背景と共に湿気による腐朽が要因としてあげられます。
施工もメンテナンスも簡単な不織布入り床下用竹炭
施工や床下のメンテナンスが楽なのは不織布入りのタイプです。45センチ四方のサイズですから、床下に隙間なく敷き詰めていくと1坪あたり16袋(128リットル)の竹炭を敷くことができます。
1.湿度調整 |
竹炭の多孔質性(木炭の3~5倍)により、自然に湿度調整を図ることができる。 |
2.防虫効果 |
シロアリやダニといった人体や住宅に害のある虫やカビの発生を抑える。 |
3.半永久的効果 |
乾燥してくると湿気をはき出す能力があり、その能力によりメンテナンスフリーの半永久的な除湿剤としてはたらいてくれる。 |
4.消臭・脱臭効果 |
竹炭の多孔質性(木炭の3~5倍)により、悪臭を緩和する。 |
5.耐久性の向上 |
木材含水率の安定により耐久性がアップする。 |
竹炭の床下利用は、まず大きな効能のひとつに湿度調整があります。湿気があることによりカビが発生しやすくなり、カビをエサにしている微生物や虫、シロアリなども発生します。床下用調湿竹炭は殺虫剤ではないので、直接シロアリ退治はできません。しかし、竹炭のすぐれた調湿作用でシロアリを床下からシャットアウトすることはできます。
カビやシロアリの発生を予防するための除湿・調湿には無害で、効果が半永久的に持続する床下調湿竹炭が最適です。床下用竹炭は梅雨時などの湿度の高い時には空気中の湿度をどんどん吸収し、逆に乾燥期には吸収した水分を放出して絶えず湿度をコントロールしてくれます。
床下用竹炭を敷くと、梅雨時でも湿度は94%以下です。
消臭・調湿に優れた竹炭
竹炭を電子顕微鏡でのぞくと無数の細かい孔があいています。その孔が空気中のにおい物質や水分を吸着し、消臭・調湿効果を発揮します。表面積が広いほど吸着能力が高いのですが、1グラムの竹炭の表面積は、備長炭の3~5倍の何と約700平方メートルにも達しています。
床下の温湿度
床下に適量の敷き竹炭をすると湿度は最大でも93.8%と、敷き竹炭のない場合の97.9%を大きく下回ります。この湿度調整機能がカビやシロアリの発生を防ぎ、健康によい住居環境をつくります。
床下の木材の含水率
敷き竹炭をしていない場合の床下木材の含水率は、最大で20.89%と20%を越していますが、敷き竹炭をした場合は最大で19.54%と20%を下回ります。
人と環境にやさしい竹
美しい竹林の保全
竹はわずか3ヶ月で親竹と同じ大きさに成長してたったの3年で竹炭に活用することができる環境に優しい素材として注目されています。床下用竹炭の原料の竹は、筍生産農家さんが竹林を管理する際に伐採する孟宗竹を主原料としています。筍生産には伐採が欠かせないため、これらの竹を竹炭として活用していくことが、美しい竹林の保全と美味しい筍生産に役だっているのです。
竹の粉砕
丸竹はまず一定の幅に縦割りされ、その後にチッパー(粉砕機)にかけられ粉々にしていきます。
ロータリーキルン窯
大型の円柱状の窯を回転させながら竹炭を焼き上げるロータリーキルンと呼ばれる機械窯です。あまりの大きさと迫力に圧倒されてしまいそうです。
800度の高温で焼成
床下用竹炭は800℃の高温で焼き上げられています。窯の温度は常に自動制御装置で管理され一定の品質の竹炭が焼き上げられています。
竹炭の選別
チッパーで粉砕された竹は全て同じ大きさではないので焼き上げられる竹炭の粒の大きさもまちまちです。選別機で小さい竹炭粒は選り分け、製品が完成します。
施工方法は敷き詰めるだけ
不織布入り床下用竹炭は、そのまま床下に敷き詰めるだけの簡単施工です。
※床下が土の場合などは防水シートなどをご使用いただくとより効果的です。
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改築祝いに
友人の改築祝いのため 床下用を注文しました。北向きの風通しの悪い立地条件に困っていたので、ネット検索をしたら竹虎さんにヒット!伝統とパワーに直感が働き、すぐに電話しました。感じの良いオペレーターさんが、アドバイスや見本をすぐに送ってくださいました。実物を拝見しとても気に入りました。友人の改築施工会社の方も良い製品と褒めていたそうです。お蔭様ですばらしいお祝いの品となり、とても感謝されました。友人宅の大事な家の為にお手伝いできて、とても嬉しいです。有難うございました。(ロハスエンジェル 様)
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竹炭の効果に満足
わが家には土間の納戸があり、夏はひんやりしてよいのですが湿気が溜まりやすいのが悩みの種でした。 このたび竹炭バラと床下調湿用竹炭を購入して納戸に置いたところ、湿気の問題も解消しマイナスイオン効果で野菜などの日持ちが良くなったように思われます。もちろん部屋にも置いてます。とても満足しています。(のりぞ 様)
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他の部屋にも竹炭を置きたくなった
震災で家を失くした為、中古物件を購入したら、階段下納戸の湿気がすごくてカビに悩まされていて、いろいろ調べ電話で商品について聞いたら丁寧に教えてくれたので購入しました。早速10袋を敷き2袋を下駄箱に敷きました。1週間たった頃、納戸に入ってみたら、カビの臭いも消え、湿っぽさも感じられなくなったような気がします。他の部屋にも竹炭を置いて湿気対策を考えようと思います。(まっつ 様)
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2つのプランからお選びください
不織布入り床下用竹炭は、1袋当たり約8リットルの粒竹炭が入っています。標準プランは1坪当たり12袋の合計96リットルのセット、しっかりプランは1坪当たり16袋の合計128リットルのセットです。床下の環境や湿気の具合に合わせてお選びください。
しっかり二重の不織布
不織布入り床下用竹炭は、床下に使うものとして製造しているため、中身の竹炭の粉が漏れてしまうことがあります。室内でお使いいただく際には、不織布をしっかり二重にしている調湿竹炭パックをぜひご利用ください。