米とぎざる
素朴ながら端正な出来映え、熟練の技を感じる米とぎざるの規則正しく並んだ編み目。手にして底面を見ると、一番丈夫な青みがかった竹の表皮部分を見ることができます。米とぎざるはこの竹表皮を残して編み込まれているのです。
口巻き部分
薄く剥いだ柔らかな竹で細工する口巻き部分は職人さんも苦労する難しい部分。丁寧にあしらわれた口巻きに力量の高さとこだわりを感じます。
お米は水切りすると美味しく炊ける。
お米を研いだ後、竹ざるで水切りするのは米ぬか臭さを完全に取ってしまうための工夫です。水切りの時間はお米の分量などにもより色々ですが、あまり長い間おいておくと逆に炊きあがったご飯が美味しくありません。
米研ぎざる活用法
ボウルや炊飯器の内釜で水に浸した状態でお米を研ぐ方も多いようですが、お米を研ぐ時の米ぬかを含んだ水はかなりの早さでお米に吸収されると言われますし、炊飯器の内釜によっては傷むこともあるそうです。
そこで、美味しいご飯のために米とぎざるに適量の水を流し入れながらお米を研いでます。お米を研ぐ場合には、あまりゴシゴシ強く研ぐと旨みも無くなり、美味しく炊けません。軽く、そして手早くササッとかき混ぜ米ぬか等を取り除きます。
青物の魅力
青竹でしあげる竹細工を「青物」とよびますが、この竹かごは時間の経過とともに段々と落ち着いた色合いに変化していき、長く使えば使うほどに風格のある飴色の艶が増します。竹製品を大切にずっと使い続けたくなる魅力のひとつです。
竹ザルのあるキッチン
手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと、直射日光や、食器乾燥機などのご使用はさけて、風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。食器棚にこんな昔ながらの素朴な天然素材の竹編みかごがあるだけで、なんだか心が安らいでくる気がするのです。
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サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
米とぎざる(3合用)は、昔ながらの職人が丁寧に編み込んでいますが、細かく割れた米粒などが編み目に入る場合がございます。何卒よろしくお願いいたします。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。