月桃を贅沢に使った究極の飯櫃入れ
ご飯を美味しく保ってくれる、おひつ。電気のない時代、そのおひつを更に保温し、ご飯を美味しくしてくれるていたのが「飯櫃入れ(めしびついれ)」です。お鮨屋さんや老舗の料亭さんなどでは今でも活躍している懐かしい飯櫃入れを防虫・消臭効果があり、鎮静効果がある月桃で仕上げました。かすかに優しい月桃の香りがまた良いのです。
月桃の編み込み
ズシリとくる質感、ひと編みひと編み丁寧な仕事ぶりは手に伝わってきます。
万能植物!香りのよい月桃という素材
八重山産の月桃
月桃(ゲットウ)は捨てるところがない万能植物です。多く自生し採取しやすく、殺菌作用があり、良い香りがあるので円座や枕、手提げ籠、草履など様々な民具に使われています。
収穫と加工
背丈の倍以上の大きな月桃を刈り取ります、刃物で切ってみるとリュウキュウのように簡単に伐採できるものの水分を含んだ月桃は重く、強い日差しと暑さの中の収穫作業は大変です。
丈夫な取っ手
おひつの出し入れや持ち運びができるように、本体と蓋部分にそれぞれ月桃を縄状にした丈夫な取っ手をつけています。
大迫力の厚み
しっかりと編み込まれた縁部分は約3cmもの厚みがあって保温力は抜群です。
保湿力の秘訣は円座
この月桃飯櫃入れには、サイズちょうどに編み込まれた円座がセットになっています。ズシリとした重量感があるのは、二重底になっているからなのです。さしずめ飯櫃の円座といったところ、これで保温力はバッチリです。
大きな大きな月桃の敷物!
石垣島、やちむん館工房では月桃の葉を使い職人が慣れた手つきで大きな大きな敷物を編み上げていました。こんな敷物が置けるお宅は幸せです、出来あがったら本当に壮観だと思います。月桃の敷物に月桃の枕、横になれば、すぐに夢心地です。
鍋敷きやコースターにも
月桃細工では鍋敷きやコースターも作られています。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
高さについて
画像は円座なしの状態の内寸です。円座は約3cm程の厚みがありますのでおひつを入れられる際は高さにご注意ください。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。