竹弁当箱五十年
かつて量産されていた手付き弁当箱の形があまりにも美しく心惹かれるものなので、50年の時を経て手付きランチボックスとして復刻させる事にしました。
角物細工
角物(かくもの)細工と呼ばれる箱型の竹細工は正確さを要求される細工ですが、カッチリと形が決まります。丈夫に編まれていて中に入れるオニギリやお弁当をしっかりガードします。
持ち手
持ち手は両サイドに簡単に開きますので上蓋の開閉も自由自在です。
留金具
今回の留金具は50年前の弁当箱よりも使いやすいように上はめの留具にしています。蝶番や釘など金具類は、竹の素材感をできるだけ活かすように目立たない色目のものを使用し、自然な感じに仕上げています。
しっかりとした作り
底部分は幅を広くとった竹割ひご(ひしぎ)を使って編まれています。縦、横に交互にヒゴが通っていて、しっかりした作りです。やさしい丸みを帯びながらも、しっかりとした角は頑丈そのものです。
経年変化
自然素材のよさは使うほどに、それぞれ使う方なりの風合いの深まりがあるところだと思います。白竹も年を重ねるごとに深い飴色に変わってきて、何ともいえない艶がましてきます。長く大切にご愛用いただき手放せない逸品としていただければ嬉しいのです。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。