草とり椅子とは
昔、田植えをするために苗代(なわしろ)という稲を発芽させる所で、ある程度成長した苗を選別するという仕事がありました。一日中、しゃがんだ姿勢で作業しなければならなくて、足腰に大きな負担がかかっていたそうですが、そんな作業場で少しでも楽に農作業ができるようにと先人が考案したのが「苗とり椅子」と呼ばれる竹編みの道具。田んぼの泥の中で使われていたので元々はもっと高さのある椅子だったと言います。この苗とり椅子を一般のお庭のお手入れや家庭菜園でお役にたてないかと作られた椅子が草とり椅子、使い勝手のいいように高さを低めにしています。
草とり椅子の座面と底部分
座面は竹特有のしなりがあって座りやすい作りです。底部分は少し丸みを帯びた形で、ちょっと右へ、左へ、前へと動きやすくなっています。
お庭の草取りも楽々
使ってみると確かに中腰の作業が格段に楽々。お庭の草とりなど中腰の姿勢で長時間される時には大助かりです。竹編みかごは軽くて片手で簡単に動かせますし、通気性も抜群です。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。