煤竹線香入れ
百年の時を経て風合いの深まった煤竹で線香入れを作りました。一本づつ色目や形が違います。
縄目
煤竹には縄目の濃淡がついています。茶褐色の色目は燻されて自然についたもので、縄目には色が着かずに残ったものもあります。
長い時間が育む煤竹
煤竹(すす竹)は、古民家の囲炉裏の煙でいぶされた竹の事です。茶褐色の色目はいぶされて自然についたもので、縄目には色が着かずに残ったものもあります。中には100~150年も前の竹もあり茶道具などにも珍重されますが、現在では囲炉裏のある家屋がありませんので今後、ますます貴重な素材なのです。
以前京都のお取引先さんのところに立派な煤竹(すす竹)がおいてありましたのでお値段を聞いてみると、なんと1本100万円との事に驚きました。そんなわけで古い民家を壊すと聞きますと、県外までトラックを走らせて竹をいただきに行くこともあるのです。
木栓
木製の栓は少し硬い場合があります。
お遍路さんご用達
約30cmの長寸のお線香が入れられるサイズに作っています。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。