南国土佐の名物、日曜市でも大活躍
南国高知は観光県でもありますから、いろいろと名所、観光地がありますが、何といっても忘れてはいけない名所は毎週日曜日に開催されています「日曜市」。300年の歴史をほこり、その出店店舗数は400店舗、こんな街路市は全国広しといえどあまり見かけられないのではないでしょうか。野菜やら果物やら楽しいものですから、ついアレコレ買って歩いてしまう…実はそんな時重宝している買出し籠がこの、スズ竹(篠竹)市場かごなんです。スズ竹(篠竹)の産地は主に東北地方、東北の厳しい風雪に鍛えられて、こんな腰の強い、粘りのある素晴らしい素材ができたのだと思います。このスズ竹(篠竹)、えんぴつほどの細さの竹、それを4つほどに割って表皮をはぐことなく使います。スズ竹細工の特徴といいますと、一度お使いになられた方なら十二分にお分かりいただける品質の高さ。強さと使い勝手の良さが買出し篭とも呼ばれる、このスズ竹(篠竹)市場かごの最大の特徴です。
かごの口部分が丸いタイプの市場かごの登場です。
通常のスズ竹市場かごと比べて口部分が楕円形になっています。素材、あしらいは同じです。底には力竹が付いているのでとても丈夫です。
※自然素材を手作りしていますので、上の写真の通り楕円形の形、色目やサイズ等に若干の違いがある場合がございます。
持ち手と籐巻き
丈夫な紐のマチを十分すぎるくらいとってしっかりとめてあります。ビニールパイプの持ち手は沢山の荷物を入れても持ちやすく、疲れません。出し入れする口の部分も補強は大切です、籐(とう)巻きでしっかりとつくられていまるから安心してお使いいただけます。
底には丈夫な力竹入りです。
丈夫なスズ竹(篠竹)ですが、さらに重たい荷物も大丈夫なようにスズ竹を半割にしたり、真竹を幅広に取った力竹を底に入れて補強しています。
しなやかで弾力のあるスズ竹
スズ竹について
スズ竹は主に東北など寒冷地に育つ細い竹です。厳しい風雪に鍛えられて、こんな腰の強い、粘りのある素晴らしい素材ができたのだと思います。エンピツくらいの太さの笹の仲間ですが、これをナタで四つ割りして外皮の部分だけをヒゴとりして作る市場かごに代表されるスズ竹細工は本当に丈夫で実用的。スズ竹ならではの弾力、しなやかさ、堅牢さが特徴です。
スズ竹の加工
細い竹を大きなナタで割り、ヒゴ幅を揃えて材料を作る作業は職人の腕の見せ所。どんなに熟練の技を持つ職人も、素材が悪いと良い細工はできません。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご使用上の注意
多少竹の毛羽立ちがある事もありますのでデリケートな衣類などをいれる場合はご注意ください。
※お手入れ方法
たまに乾拭きして頂く程度で結構です。比較的水にも強い素材ですが水に濡れた場合はそのままにせず、すぐに水分をとって風通しのよい場所に保管してください。