伝統の息づく職人技
口巻き部分が特徴的な真竹手提げ籠は、ずっと続いてきた伝統の職人技。昔ながらの素朴でシンプルなデザインは、竹籠の好きな方にこそ長くずっとご愛用いただきたいのです。
磨き細工
竹表皮を薄く削りとった「磨き」と呼ばれる加工をほどこした竹ヒゴで編み込んでいます。時間が経つほどに色合いが飴色に深まり、より愛着の湧いてくる竹細工なのです。
竹の経年変色
真竹磨き手提げ籠の大きな魅力の一つが、経年変化です。使う事によって手に馴染み、だんだんと色合が飴色に変わり、更に深みのある色合いになるのです。瑞々しい編み込みは気持ちよく美しいものですが、年期が入りこのように渋い風合いに変わってくるのも竹ならではの素晴らしさです。
竹編み職人
高知から遠く離れて竹編みを続ける職人さんに出会うた時、感動で心が震えました。「格好エイにゃあ…」素早い手さばきに見とれて呟くと、「土佐弁を使うがは何十年ぶりじゃろうか」人懐っこい笑顔でニコリ。そんな竹細工の流れをくむ手提げ籠、大切に長く長く竹ヒゴが焦げ茶色に変わるまで使ってもらいたくなります。
持ち手
綺麗に磨いた丈夫な三本手に籐を丁寧に巻きつけて仕上げられています。ワンポイントとなって見た目にも良く、手にも優しい持ち心地です。
優雅な風合い
特徴ある口巻きの仕上げが籠全体の雰囲気を優雅な風合いにしてくれています。
美しい竹編み
真竹を磨いてゴザ目編みされた竹籠は手触りもよく飽きることなく眺めていたくなるような美しさです。
底角部分
底の角部分は竹籠の一番傷みやすい部分でもあります。少し幅広で厚めの竹ヒゴをUの字型に曲げてしっかりと差し込み角の補強にしています。
底部分の力竹
底には幅の広く力強い力竹をクロスに入れられています。お買い物時にはあれこれ籠に入れて意外に重みがかかるもの。中身の重量をしっかりと支える縁の下の力持ちです。
市場に買い物に来てみました
竹手提げ籠をお使いになる場合、一番気にされる所はやはり収納力かも知れません。見た目だけでは分かりづらいので、実際に真竹磨き手提げ籠を持って市場に出かけてみました。
たっぷり!たくさんの野菜
白菜半玉に大きなキャベツ1玉、大根1本、にんじん3本、トマト4個、長ネギ一束!こんなに沢山の野菜を楽々収納できました。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
口部分内側には硬い竹ヒゴが切っぱなしになっています。手に当たらないように出来るだけ短くカットしていますが、ご使用時には十分にご注意ください。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。