伝統の箕
昔ながらの網代編みされた箕、 農家では無くてはならない道具として愛用されてきました。
6枚剥ぎ
昔ながらの職人は竹を無駄にしません、使いきります。均等に割った一本の長い竹ヒゴを6枚剥ぎにしてギッシリと編み込みます。
竹素材
自分達で竹林に入り良質な真竹を選び伐採し、運び出してくる労力だけでも大変なものです。
本物の職人
60年黙々と毎日この箕だけ編み続けて来ました、今日も当たり前に竹と向き合うだけ。まさに本物の職人です。
竹表皮×竹身
かずら箕の特徴のひとつは編み込みの青色と白色のツートンカラー。 青く見える編み込みは竹表皮部分、白く見える箇所は竹の身の部分、両方を組み合わせて編み込ます。
四万十かずら
四万十かずらを使って丁寧に縁巻仕上げされています。
裏面角部分
農具や漁具として編まれた実用的な青物細工は使い手が竹を鍛えて続け、作り手が応え続けてきた歴史です。 だから伝統の竹細工は美しく価値があります。この箕にも裏面の両端の傷みやすい部分には力竹を入れて補強されています。
箕先
この箕の素晴らしさは箕先にあります。一目で技術の高さを知らしめる惚れ惚れするような職人の見せ場です。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。