銅線がポイント、大きな深竹ざる
業務用竹ざるとしても重宝されるビックサイズの本格派。深さがあるから使い方アイデアしだいの竹ざる。竹ザル口部分にはワンポイントの銅線巻きがキラリと光ります。
強さの秘密は銅巻き
国産手挽きの高級籐を硬く巻いて仕上げた竹笊の縁に、更に銅線を巻き付けてあります。一番傷みやすい縁をしっかり補強、だから強い竹笊です。
竹の美しさ
竹ザルには、丸みのあるしっかりした竹ヒゴが使われておりそれだけで十分な耐久性があります。業務用竹ざるとして使われる事が多い大きなサイズなので、さらに補強用の針金を入れています。
水切りに最適の竹ひご
一本一本の竹ヒゴがカマボコ状になっているため、水洗いした野菜などを上に乗せた際の水切れは抜群です。またヒゴを厚めにとっているので、とても堅牢なつくりになっています。
竹の美しさ
裏面は竹の青が美しく、丁寧なこだわりの作りです。竹の青さはご使用のうちに白く落ち着いてきて、また違う魅力を醸し出します。
3人の職人
1. 竹ひご職人
厚みのある独特のかまぼこ型の竹ひごを取るために特注の機械でひごを取っていきます。これも水切りのよい竹ざるの為に工夫された職人の知恵。
2. 竹編み職人
素早い手の動きが小気味よいリズムを刻みます。竹編み数十年、こだわりの竹ざるが生まれる瞬間です。水切れを良くするためにカマボコ状に取った竹ヒゴを鉄枠に編み込んでいきます。竹ざるのヒゴには編み込みに3カ所ネジリをしている所があります。このため、ヒゴが抜ける事がなく丈夫で長い間使い続ける事ができるのです。
3. 籐巻き職人
使い込まれてピカピカに光る独特の通し針を使って籐巻きで仕上げるのは難しい職人の技。縁巻きの籐は竹ざる一枚分づつ丸めて竹籠に入られています。
ずっと守りたい
時が経つのを忘れてしまいそう。竹を編み込む、かすかな音だけの職人の仕事場。来る日も来る日も、もくもくと、ただひたすらに竹と向き合い、竹と語らう無骨で美しい熟練の指先。仕上がった一枚の竹ざる。「うん、うん。」確かめるように見まわしてニッコリ笑う。受け継がれる手仕事を、ずっとずっと、今までも、これからも。
手書きの声をもっと見る >>>
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
製造の際の焦げ跡や煤が残っている場合がございます。また、竹ヒゴの幅に差さがある箇所や表面に竹表皮がきている場合もございますが、ご使用には問題ございませんのでご了承の程何卒よろしくお願い申し上げます。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いなどは絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。