無骨・素朴な伝統の籠

とても堅牢でしなやかな根曲竹をしっかり編み込んだ伝統の竹籠です。ゆったりとした楕円形の形、ざっくりと編まれた無骨な竹編み、素朴だけれど使うごとに愛着の深まる逸品です。

根曲竹

雪の重みに鍛えられて根が曲がる事から名付けられた根曲竹。長く寒い冬をじっと耐え忍んだ竹ならではの堂々とした風格を感じます。

根曲竹

根曲竹は高山の積雪地帯等はじめとして寒い地方に多く成育する根元が曲がった竹です。直径はボールペンより少し太いくらいの大きさで竹という名前がついていますが実は笹類。雪の重みで鍛えられて根元部分が曲がるので名前がついています、千島笹とも呼ばれますが粘りがあり強靱な特性の竹から生み出される竹細工は非常に丈夫で実用的で、長年使用しているうちに風合いも深まってきます。

根曲竹の多くは2メートル程度の高さしかありませんが、中には3メートルを超える長さの竹もあります。輸入竹材ではこれほどの耐久性の高いものはなく、竹細工に利用される他にも冬囲いなどの園芸用、農業用としても多用されています。

口巻き

若竹の竹表皮を薄く剥いだ柔らかい竹ヒゴを使い上手く口巻き加工をしています。飾り気のない自然そのままの美しさがあります。

力竹と底部分

太めの竹を選び、一番強い竹表皮の部分を幅広のヒゴにした力竹です。だから底部分は丈夫そのもの。底面が床につかないので通気性もよく衣類や食器、野菜などの整理整頓にも最適です。

用途に合わせて3種類

根曲竹楕円底付の竹籠は全部で3サイズあります。用途や収納する量などに合わせてお選び下さい。

サイズ

天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。

※ご注意ください

根曲竹楕円底付脱衣籠・根曲竹楕円底付茶碗籠は、それぞれ形が一つづつ違います。 サイズ記載は目安であり2～3センチ程度の違いがあります。

自然素材のため、写真のような割れや汚れ、シミなどがある場合がございます。ご使用には差し支えございませんので何卒宜しくお願いします。