鰻捕り名人
真竹磨き鰻魚籠の職人は、自身が鰻捕りの名人で一日に100匹捕る事もある川漁師のような方。だから魚籠へのこだわりは非常に強く丈夫さと使いやすさを追及した作りになっています。
磨きの竹肌
竹表皮を薄く削りとった「磨き」と呼ばれる加工をほどこした竹ヒゴで縁を編み込んでいます。非常になめらかな手触りです。磨きの竹表皮は時間が経つほどに色合いが深まり、より愛着の湧いてくる竹細工のひとつです。
口蓋部分
幅広にとった竹ヒゴを菊底状にし、錆に強いステンレスの針金でしっかり留められています。ピッタリとはめ込めれる蓋の作りなど、さすが鰻名人と言われた熟練の技です。
口蓋のストッパー
蓋部分は外れてしまわないように片側を丈夫な紐で固定し、反対側にゴム付きのストッパーを取り付けています。
縁部分
銅線で巻く場合もありますが、今回は磨きの色合いにも馴染むようステンレスで巻いてシックに仕上げられています。
丈夫な力竹
本体から底に向かうほど幅広くなっていく力竹。一番傷みやすい四つ角を守るため太く丈夫な力竹を通しているのです。
四隅で立つ
魚籠を置いた際に底面が地面についてしまわないよう、底の中心部が内側へなめらかに持ち上げられています。四隅だけで立つ作りには匠の職人のこだわりを感じます。さらに、重さ対策として交差する力竹に添わすように金具が取り付けられています。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。