対馬の万能籠タカゲ
対馬には孟宗竹や真竹・淡竹といった大型の竹は少ないようです。そのかわり、川岸などに多い矢竹を「マダケ」と呼び竹籠に多用されています。万能籠であるタカゲも、サイズによってマダケや淡竹を使い分けて編まれてきました。
縁巻き
縁巻きは全て丈夫な磨きをかけた淡竹が使われています。実用性を重んじる武骨な作りです。
網代底
底編みは主に小サイズには矢竹、大・中サイズには淡竹が使われています。矢竹は淡竹に比べて節間が長くしなやかなので網代底も編みやすいのが特徴です。
伝統の技
地域に伝わってきた伝統の竹編みの技で編み上げられるタカゲ。
マダケ(矢竹)と淡竹
しなりのあるマダケ(矢竹)と強さのある淡竹を使い分けて編みこまれる場合もある竹籠です。マダケ、淡竹それぞれの竹だけで編まれる事もありますが、両方を使う場合は必ず底編みはマダケ、本体の横編みには丈夫な淡竹を使います。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。同じサイズでも3cmほど差がある場合がございますのでご了承ください。
※ご注意ください
写真のような縁巻きの隙間や割れ、底編みの割れがある場合がございます。同じサイズでも3cmほど差があるものがございます。また小サイズは淡竹と矢竹が混在しておりますのでご了承ください。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。