真竹四角碗かご
真竹四角碗かごは、あまり見かける事の少ない角型の茶碗籠です。毎日使うキッチンは少しでも快適に使いたいもの、台所や流しの隅にスッキリと収納できる使い勝手の良さが嬉しいのです。
粗編み四ツ目
真竹四角碗籠の特徴のひとつは、ざっくりと粗く四ツ目編みされた底部分です。内側にくる竹ヒゴはすべて一番丈夫で水切れの良い竹表皮がくるように編まれていて、堅牢な作りとなっています。特徴的なデザインが籠の魅力のひとつとなっていますが、通気性や水切りの良さを考えた伝統の意匠なのです。
通気性を考えた高足付き
底の足部分は、厚めの竹ヒゴをUの字型に曲げてしっかりと差し込んでいます。角部分の補強はもちろん、竹足を高めにつけることで通気性を高めています。
丈夫な力竹、縁巻き
底には厚み、幅とも、最大級の力竹をクロスに入れています。食器類など籠にかかる重みをしっかりと支えます。縁巻きは、丈夫な真竹の竹表皮部分を使い、当て縁とよばれる技法でしっかりと仕上げています。
ゆとりの収納力
茶碗籠をお使いになる際、気がかりなのは収納力。そこで、実際にカップやソーサー、湯飲み等を入れてみました。カップとソーサーを3客、湯呑茶碗を4個を入れてもまだまだ余裕の収納力です。お茶碗、盛り皿などの食器類、カトラリーや竹箸なども片づけられそうです。
竹のある暮らし
四角い形をした籠を美しく編み上げるのには高度な技術が必要とされ、真竹四角碗かごは近年では特に少なくなった角籠です。通気性の良さや堅牢さに加え、キッチンの隅にスッキリと収納できる機能美も兼ね備えた、長くご愛用いただきたい逸品。ご愛用いただくほどに深い色味へと変化していくのも、竹ならではの魅力です。
竹碗かごのある家~食器の水切り、収納かごとしての魅力~ >>>
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
自然素材を手作りしておりますので、隙間や接着剤のはみだしなどがある場合がございます。ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。