ローマのワイン

Ｅ様：
いや～、よー来た、よー来た。今日は最高のワインを開けるから楽しんでいってよ。

竹虎四代目：
はっ、ありがたき幸せ。

Ｅ様：
どーですか？竹虎さん。このワインの良さが分かりますかな？

竹虎四代目：
うーーん、この芳醇で濃厚な香り、まったりとして舌にまとわりつくような感触

Ｅ様：
あの、もうちょっとゆっくり味わったほうがいいかもしれないな・・・

竹虎四代目：
そーっすか？でも、なかなかいけてる味ですね、へへへ・・・

Ｅ様：
ところで、キミ。このワインなんだか知ってるよね？

竹虎四代目：
ふふふっ・・・Ｅ様もお人が悪いちや・・・

竹虎四代目：
ボクもこう見えても英会話スクールにかよったこともある英語通なんですよ。ええっと、なになに…

竹虎四代目：
なるほど地中海でもいいワインが作られゆうがですね。えっ？あ、すみません冗談、冗談です。ローマち、イタリアでしたね～（笑）イタリアはワインの本場いいますきにねえパスタとワイン、最高ちゃ・・・

Ｅ様：
このワインも知らんと、さっきからグイグイ飲っとるんかいーー！そこにあるワインだけでワシのセルシオが買えるんやで～！！！！！

竹虎四代目：
ま・・・まじっスか・・・・・？これがあの有名なロマネコンティながか。（ちゃんと書いちょってや）←書いちゅうやか。知らんかった、こんな高価なワインをこじゃんと飲んでしもうて…

竹虎四代目：
コレコレ、これですきに。りぐって選んだ太い竹でつくったワインクーラーですきに。どうです？このたまげるような迫力！僕の顔に負けず劣らず大きいですろ？まっことこんなに立派な孟宗竹はなかなかないがです。テーブルにあるだけで空気までパッと華やかになるちや。

竹虎四代目：
手桶みたいに持ちやすうにしちょります。洋のワインクーラーですけんど、持ち手は和の手桶をイメージしちゅうがです。匠が息をのみながら削って磨いてした持ち手は、適度な厚みとくびれがあって、まっこと持ち運びしやすいぜよ。

この竹の厚みを見とうせ。自然な竹の節を活かして作っちゅうがです。竹林から刈りだしてきたそのまんまの形ですきに、丸いのもあれば楕円の節もあったりして、表情豊かで味わい深いちや。氷をこじゃんといれても水滴がつきにくいきシャンパンや冷酒もばっちり楽しめるがよ。

竹虎四代目：
それから、この深みのある色合い。パーティーらあに来た人もビックリ仰天するがじゃあないですろうか。艷やかな光沢もあって、モダンな雰囲気がなんとも上品ですろ。とっておきのディナーにはもちろん、花差しやお部屋のインテリアとしてもそのまま使えそうな存在感ですきに。

竹虎四代目：
自然の竹そのままのワインクーラーどうですろう！？肉厚で迫力満点の竹のワインクーラーは、E様の自慢のワインにもばっちりやと思うがです！シンプルながらも飽きのこないデザインやき、一年中ワインのひとときを盛り上げてくれるに間違いないぜよ。年末年始にお花見、誕生日にクリスマス･･･竹のワインクーラーのあるパーティを想像したら、わくわくが止まりませんろ？

Ｅ様：
わ、わかったわかったよ喜んで、いただくよこの人は竹のこととなると、凄いスピードで語ってくるなぁ。さっきのワインを飲んだときより、テンションが高いんじゃ･･･。

竹虎四代目：
さすがE様♪分かって頂けたがですねぇほいたら丸く収まりましたきここは、ひとつ美味しいワインで乾杯ぜよ！！！！！