黒竹そのまま
渋い風合いを醸し出す黒竹の筒。籐のタガを外して中から取り出すのは細身が人気の日本唯一の虎竹を削り漆で仕上げたお箸です。
深まる愛着
素材の虎竹独特の模様や色合いは自然のデザイン。同じ柄のものはふたつとありません。その存在感は一度使うと他のお箸では満足できなくなるほど。
マイ箸にピッタリ
はじめて持たれた時には軽くて手によくなじむのに驚きます。小骨の多いお魚が、とても食べやすいと大評判です。先細でも竹特有のしなりがありとても丈夫です。
高知の静かな山間にある、時計もテレビもない知る人ぞ知るオーベルジュ。この奥座敷の目玉は美味しい料理のおもてなしですが、この竹箸はこちらのレストランでも好評です。一度お使いになられたお客様が使い心地を忘れられず後から電話でお問い合わせを頂くほどなんです。
一膳、一膳が職人の手作り
虎竹を縦に割って箸の材料に切ったばかりは、角が角ばっています。その箸を職人の熟練の手仕事で丁寧に1本、1本感触を確かめなぎら削りだしていきます。手間暇はかかりますが、持った時にしっくり手になじむ独特の丸みと優しさをもった虎竹箸に仕上がるのです。
使いやすいフォルムと漆仕上げ
竹はとっても硬い素材ですから、細くても丈夫でしかもしなやか。竹箸ならではの使い心地と、細いのにしっくりくる感じがリピートされる人気の秘密のようです。また、手塗りならではの丁寧で美しいうるし仕上げが見事で、角ばったフォルムも面取りされて驚くほど手になじみ使いやすくなっています。
日本で唯一 土佐の虎斑竹(とらふだけ)
「虎斑竹(虎竹)」は淡竹(ハチク)の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。
明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。
イギリスBBC放送も取材に来た「ミラクルバンブー」
左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹(Tiger Bamboo)を取材するためにイギリスBBC放送までもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル!」を連発されていました。
竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹
竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。
竹の美を追求した箸箱
とにかく、竹にこだわりました。竹林にある丸竹そのままに、表情のいいものだけを厳選し、収納する竹箸が、ちょうど収まる頃合いの太さのものだけを加工しています。籐のタガを外してフタを開けると、同じく籐タガをはめた漆仕上げの削り箸。ワンランク上の楽しいランチタイムのはじまりです。
藤タガ
黒竹筒箸箱の蓋部分をしっかりと留めているのは籐のタガ。外れないようにはめ込まれたタガはワンタッチでずらして、ワンタッチで元どおりにはめ込むことのできる簡単スムーズな使い勝手です。
箸用の籐タガ
筒箸箱の中でガチャガチャと竹箸が遊んでしまう事を防ぐために、箸もしっかりと籐タガで留めていただけます。
ここに技あり
蓋が外れないように下部には小さなツメが作られています。目立たないこのツメのお陰で蓋はしっかりと固定され外れません。
箸箱底部分
竹筒箸箱は丸竹そのままを活かして製作していますので、コロコロ転んでしまいます。そこで、底部分はフラットに削りを入れて安定して置けるように加工されています。
黒竹のこだわり
黒竹は、細くても非常に丈夫な竹です。黒竹のツヤは、塗料ではありません。竹をバーナーであぶった時に竹からにじみでる竹の自然な油分です。この丈夫さと竹の独特のしなりを生かして竹虎では縁台や玄関すのこに使っています。表面の色は、生えてから秋頃までは緑色ですが、次第にメラニン色素が増えてきて紫黒色、又は、紫褐色に帯びてきます。青竹と比べて幹が細いのが特徴です。
伐採してきたばかりの黒竹は自然のものですから一つとしてまっすぐなものはありません。そこでまず黒竹をまっすぐに直すため「ため直し」という作業を行います。黒竹はガスバーナーで一本づつ丁寧にあぶられ、竹自身から出る油分で拭き上げると見違える様にツヤが出て美しくなります。黒々とツヤが出た黒竹は、匠の熟練の技でため直され(曲がりを専用のため木で矯正する)真っ直ぐな黒竹の製品へと生まれ変わるのです。
心豊かな食卓
日本人の食生活になくてはならないお箸。お弁当箱と一緒にマイ箸を持っていく方は多いと思いますが、飲食店などでの食事の時も割り箸の代わりに虎竹箸をお使いになられませんか。
日本人が1年間に使う割り箸は約240億膳。1人あたりですと約200膳にもなるそうですが、マイ箸として携帯すると割り箸の節約にもなります。しかし、何より手に持つ感触、目で愛でる色合い、やさしい口あたり、心豊かな美味しい食卓のはじまりです。
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お父さんの誕生日プレゼントに
父の誕生日プレゼントに購入させていただきました。実は私自身、御社の商品を以前から拝見しており、沢山の竹製品があって見ごたえがあったり、職人さんの技術がきっと素晴らしいんだろうなぁと感じる作りの良さ、どの商品も魅力的でいつか買いたいなと思っておりました。
ですが、初めてのお店での購入でしたので少し不安があったのですが、父もとっても喜んでおり、やっぱり御社の商品をプレゼントとさせていただいて、良かったなぁと思いました。母に、届いたお箸の写真を送ってもらったのですが、とても上品な雰囲気で、商品の作りも丁寧でしっかりしており、職人さんの技術が光っているなぁと思いました。梱包も綺麗にしてくださっていたと申しておりました。(B.M 様)
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日本の文化を海外へ!
海外に留学する友人にプレゼントしました。急ぎで対応して頂き、無事手渡すことが出来ました。留学にも持参し、毎日使う!と喜んでもらえました。本人はもちろん、ほかの友人達からもすばらしい!と好評でした。
海外の方々にもすばらしい日本の文化を見ていただける機会になりました。迅速・丁寧がご対応ありがとうございました。自分用にお箸を購入検討中です!(まろん 様)
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注目の的になるMY箸です
以前からMy箸を使っていますが、なかなか気に入ったものに出会うことができませんでした。やっと巡りあえたのが黒竹箸箱と虎竹削り箸セットでした。持ち歩いてもバッグの中でお箸がでてしまうこともなく、衛生的です。テーブルに出しても存在感があり、注目の的です。エコ箸のPRにも一役かってくれました。女性は常にバッグを持っているので大きさも全然気になりません。
先日、女性ばかりの会食の席で話題となり「渋くてステキ!」と大絶賛されたので、今回は、その席の皆様にお世話になった御礼としてお名前を入れてプレゼントすることに致しました。喜んでくれること間違いなしなことと地球環境に優しくできたことを大変嬉しく思います。(はっちゃん 様)
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有料ギフトラッピング
贈り物の際にはギフトラッピングを有料サービスで承け賜ります。包装紙には、日本唯一の虎模様の美しい虎竹があしらわれています。
メッセージカード、熨斗について
熨斗(のし)、メッセージ対応をご希望の場合は、ご注文の際ショッピングカート内のご記入欄に、メッセージ、熨斗の表書き・お名前をお書き添えください。
※ご用命のない場合にはメッセージカード、熨斗はお付けしません。メッセージカードはその時々で変わります。
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サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。