虎竹のある暮らし
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濃い虎模様が渋い黒虎竹角漆箸

「黒」虎竹の漆箸

虎斑竹は日本唯一の虎模様が入った不思議な竹ですが、実は、すべての竹に模様が同じように入っているわけではないのです。虎模様が入る竹もあれば、虎模様が入り過ぎて黒虎模様になっている竹もあります。また、反対に虎模様が入らず白っぽい竹もあるのです。これらの色付きの違いを1本1本職人により色別、サイズ別に選り分けられ加工されていきます。お箸のように細く、竹の表面積が狭いものは竹の柄が偏りがちになり、全体が黒っぽく渋い竹箸に仕上がるのです。

黒虎竹角漆箸

ワンランク上の角箸

日本唯一の虎斑竹を使ったワンランク上の角箸です。手の大きな男性にもしっくり馴染む男箸、軽くしなやかな持ち心地の女箸、そしてお父さんとお母さんとお揃いが嬉しいお子様のための子供箸をご用意いたしました。拭き漆仕上げの同じ模様がふたつとない虎竹のお箸は、自分のオリジナル箸としては勿論、大切な方への贈り物としても喜ばれる一膳です。

黒虎竹角漆箸 黒虎竹角漆箸

少量生産、貴重な男箸

少し厚めで長さのある男箸は、少量しか生産できません。虎竹は淡竹(ハチク)の仲間。淡竹は苦竹(マダケ)とほぼ変わらない太さの竹ですが身が薄いのが特徴です。従って男箸に必要な厚みは、虎斑竹ではかなり大きな竹でないとありません。しかも根本(竹は根本に近いほど身が厚い)の方の部分を使いますが、男箸は通常のお箸に比べて長いのが問題となってきます。何故なら竹は根本に近いほど節間が短いのです。出来るだけ厚みがあり、節間が24cm以上の虎竹は中々ありません。特に近年太い竹の量が少なくなり、男箸に使える材料はとても貴重なため少量しかつくれないのです。

黒虎竹角漆箸

細身で繊細な女箸、お子様のための子供箸

女箸は手の小さい女性でも使いやすいように、細身で繊細に作りました。細く軽くとも竹特有のしなりがあり丈夫で使いやすいお箸です。子供箸は短いお子様向けのお箸です。

黒虎竹角漆箸

虎模様と黒虎模様

虎竹と黒虎竹を横へ並べると、色付きの違いがハッキリと分かります。渋い黒さは自然そのままの色合い、同じ模様は二つと無く、一膳一膳違った風合いに仕上がっています。虎模様が付きすぎて黒っぽく見える黒虎竹で製造されたものは、全体が黒っぽいお箸になりますが、これも、なかなか渋く風合いがよいので特別に選りだしています。

黒虎竹角漆箸

黒の極上の風合い

虎模様の濃い、虎竹の「黒」で仕上げた極上の風合い。食事の席をさり気なく引き立てるシックな黒は、一本一本微妙に異なります。まさに自然の意匠なのです。

虎斑竹

日本で唯一 土佐の虎斑竹(とらふだけ)

「虎斑竹(虎竹)」は淡竹(ハチク)の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。

明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。

虎竹の油抜き,虎竹の里

イギリスBBC放送も取材に来た「ミラクルバンブー」

左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹(Tiger Bamboo)を取材するためにイギリスBBC放送までもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル!」を連発されていました。

竹職人と虎竹

竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹

竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。

1本、1本職人の手作り

黒虎竹角漆箸 黒虎竹角漆箸

匠の削りと、うるし仕上げ

1本、1本、匠の技で削りを入れ形を整えたのち、熟練の職人により漆が塗られて仕上げとなります。手塗りならではの丁寧で美しいうるし仕上げが見事で、角ばったフォルムも面取りされて驚くほど手になじんで使いやすくなっています。

黒虎竹角漆箸

つまみやすさの秘密

この竹箸は小さな物や麺類、刺身など滑りやすい食べ物も、しっかりとつまめるのが特徴。その秘密はお箸の細くなった先端までしっかりと四角い形に仕上げられている事にあります。竹は繊維が縦方向にずっと通っていて丈夫、しなりもあるので極細のシャープなお箸に仕上げる事ができます。そして更に箸先まで四角い形に削る熟練職人の技が、使いやすいお箸を生み出す秘訣なのです。箸先まで角がたっているので小さく滑りやすい小豆も格段に掴みやすくなっています。

黒虎竹角漆箸

麺類やこんにゃくもしっかり掴む

つるっと滑って、お箸でつかむには少し苦戦してしまう刺身こんにゃくもこの通り簡単につかむ事ができるのです。さらに、ツルツルと滑りやすい麺類も箸先まで角がたっているのでこの通り。普通のお箸に比べても格段につかみやすいのです。最後に、小さい米粒はつまめるだろうか?試してみると、しっかりキャッチできます。箸先まで、こだわって四角く仕上げた竹箸だから違います。

【有料】名入れをしてお届けします。

刻印のご注文について

有料刻印,名入れ

3つの書体から選べます

漢字、ひらがな、カタカナ…楷書体、明朝体、ゴシック体
ローマ字…斜体、明朝体、ゴシック体
10文字以内ならメッセージも承ります。

※書体のご指定が無い場合、ひらがな・カタカナ・漢字の場合は楷書体にて、ローマ字の場合は斜体にて刻印させていただきますので御注意ください。

▼ひらがな、カタカナ、漢字の場合

ひらがな、カタカナ、漢字の刻印

▼ローマ字の場合

ローマ字の刻印

画数が多い場合

画数の多い場合は刻印がうまく出来かねる事がございます。この場合には、「ひらがな」での名入れをおすすめしております。

お届けまでに余分に約7営業日ほどお時間をいただく場合があります。

名入れサービス等の関係で、在庫がありましてもお届けまでに余分に約7営業日ほどお時間をいただく場合があります。その都度ご連絡させていただきますので、何卒よろしくお願い致します。

有料ギフトラッピング

ギフト専用箱有り

贈り物の際にはギフトラッピングを有料サービスで承け賜ります。包装紙には、日本唯一の虎模様の美しい虎竹があしらわれています。

メッセージカード、熨斗について

メッセージカード、熨斗について

熨斗(のし)、メッセージ対応をご希望の場合は、ご注文の際ショッピングカート内のご記入欄に、メッセージ、熨斗の表書き・お名前をお書き添えください。
※ご用命のない場合にはメッセージカード、熨斗はお付けしません。メッセージカードはその時々で変わります。
詳しい熨斗の種類はこちら >>>

黒虎竹角漆箸

サイズ

天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。

※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。

※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。

黒虎竹角漆箸
黒虎竹角漆箸
黒虎竹角漆箸(24cm)男
黒虎竹角漆箸(22.5cm)女
黒虎竹角漆箸(18.5cm)子供用

【名入れ】日本唯一の虎竹を厳選しています
熟練職人が先端まで
角をしっかり付けて削り出し
一本づつ丁寧に漆仕上げした
黒虎竹角漆箸(24cm)男
黒虎竹角漆箸(22.5cm)女
黒虎竹角漆箸(18.5cm)子供用

商品番号 cu00015
販売価格 ¥ 2,530 税込
2,300円(税抜)~
刻印を希望する場合のみご記入ください。
  • 黒虎竹男箸(24cm)
  • 黒虎竹女箸(22.5cm)
  • 黒虎竹子供箸(18.5cm) 在庫切れ
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商品説明
黒虎竹角漆箸は、1本1本模様の付き具合が違う虎竹の中で虎模様が付きすぎて黒っぽく見える虎竹もなかなか渋く風合いがよいので特別に選りだしました。箸先まで丁寧に四角く仕上げおり、うどん等の麺類や米粒など滑りやすい食材も掴めます。
詳細情報

<男箸>
■サイズ:約24cm

<女箸>
■サイズ:約22.5cm

<子供箸>
■サイズ:約18.5cm

■素材:虎竹
■原産国:日本製・国産
※拭き漆仕上げ

【名入れ】黒虎竹角漆箸
5.00
2
  • 非公開
    投稿日
    家族からは取り箸と言われていますが、硬めのものを切り分けるとき折れるかと思いきや結構丈夫でしなやか。男箸としては持ち手側がもう少し太くてもよいかもしれませんが、見た目がスマートで先もぴったり合うため使いやすく気に入っています。
  • 購入者
    長野県 50代
    投稿日
     いままで使用していた箸は、黒檀の江戸職人箸と若狭の八角塗りで、どちらも手になじんで心地よい使用感でした。  しかし今回は竹虎の慣れ親しんだ履物ではなく、初めて「食を楽しむ竹箸」の紹介に目を留め、男箸24㎝を購入しました。 手にした感想は、「細いな」と思いましたが、紹介されていたとおり、小さい物がとてもつかみやすく竹の質感と相まって、とても気に入りました。  古来、おやじ箸は太く威厳があると言われてます。当方の提案で恐縮ですが、箸先はそのそのままに、持ち手の部分を太い形状にされてはいかがでしょうか?要検討方
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