高知県特産黒竹
竹虎の創業は明治27年(1894年)です。もともと竹材商からはじまった会社です、様々な竹製品を加工するメーカーさんや職人さんに、長い間竹材を提供させていただいて今日があるのです。特に日本唯一の虎斑竹(とらふだけ)は、この地でしか成育しない不思議な竹ですので全国各地に竹素材としてご提供させていただいております。また、黒竹も特産のひとつ、室内装飾はじめ多用な用途に使われる竹材となっています。
黒竹のこだわり
黒竹は、細くても非常に丈夫な竹です。黒竹のツヤは、塗料ではありません。竹をバーナーであぶった時に竹からにじみでる竹の自然な油分です。この丈夫さと竹の独特のしなりを生かして竹虎では縁台や玄関すのこに使っています。表面の色は、生えてから秋頃までは緑色ですが、次第にメラニン色素が増えてきて紫黒色、又は、紫褐色に帯びてきます。青竹と比べて幹が細いのが特徴です。
伐採してきたばかりの黒竹は自然のものですから一つとしてまっすぐなものはありません。そこでまず黒竹をまっすぐに直すため「ため直し」という作業を行います。黒竹はガスバーナーで一本づつ丁寧にあぶられ、竹自身から出る油分で拭き上げると見違える様にツヤが出て美しくなります。黒々とツヤが出た黒竹は、匠の熟練の技でため直され(曲がりを専用のため木で矯正する)真っ直ぐな黒竹の製品へと生まれ変わるのです。
サイズ
天然素材ですので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
「矯めなし」竹材について
こちらの竹材は、矯め直しをして真っすぐに製竹しています。「矯めなし」の特別に選り出した竹のご用意もございます。ご希望の方はご注文の際、ショッピングカート内のご記入欄にてお知らせ下さい。価格は通常の商品と同価格です。