姿を消す伝統の竹細工たち。
竹籠や竹ざる、竹箸など、竹は日本人にとって昔から暮らしの中でなくてはならない身近な素材でありました。現代でもその存在は多くの人を支える一方で、近年のライフスタイルの変容や新素材の登場、海外輸入品の流通、職人の後継者不足により姿を消しつつある竹細工もあります。日々の生活を支え続けてきた竹たちを、これからも少しでも伝えていきたい、そんな思いで現在は製造できなくなった竹細工をこちらに掲載しています。
竹工芸作家 小田光陽 [1909(明治42)~1996(平成8)年]
1909年 大分県山香町に生まれる1938年 大阪市木製品展銀賞受賞1954年~日本輸出振興展1955年 全日本竹製品展1960年 西日本工芸展
1961年 生活と工芸展1985年 西部工芸展 などほか、別府市工芸研究所の指導員を10年間務めた。
竹と木の融合
小田光陽(おだ こうよう)、本名光雄(みつお)。大阪の指物師、三好弥次兵衛に師事し、指物大工をしていたが、50歳を過ぎてから竹工芸の世界に入る。竹を素材に木工技術を生かし、竹と木の組み合わせによる作品を手掛け、竹工芸の新たな可能性を追求した。縦ひごを渦巻状にして豪快な渦潮を表現した花器を多く手掛けた。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
自然素材のため、写真のようなシミや剥がれ、キズやシール跡がございます。ご使用には差し支えございませんので何卒宜しくお願いします。
※保管方法 保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビや劣化の原因となりますのでご注意ください。 ※ご注意ください 小田光陽氏の作品は20年以上前の古い作品です。小さなキズや汚れがある場合があります。現品限りの特別価格での販売です。
■サイズ:約W54×H24×D15cm ■重さ:約750g(落とし含む) ■素材:白竹、木 ■原産国:日本製・国産
 0889-42-3201(代) 平日 9:00〜17:30(土・日曜定休)