古くて新しい素朴な手提げ籠
白あけびの手提げ籠は、昔からあるものの数が少なくあまり見る機会がない籠のひとつです。熟練の職人が丁寧に編み上げた素朴さと、ひとつづつ違う表情、軽やかさが魅力です。
白あけび
アケビ蔓は9月中旬から10月下旬にかけて職人が山に分け入り採取してきます。通常見かけるアケビ蔓は濃い茶色をしていますが白あけびの蔓は全く違うナチュラルな白色をしています。
あけびの蔓の加工
これは新しい技法ではなく昔から代々受け継がれて来た加工法で、あけびの蔓を一日かけて煮込んでいます。それから蔓の表皮を一本づつ剥いだ後に米のとぎ汁に3日間浸けるという手間をかけた材料なのです。
白っぽい蔓には細かい繊維があって一見すると籐素材のようにも見えますが、海外から輸入される籐とは微妙に違い日本の風土の中で育った自然素材ならではの質感です。
持ち手部分
持ち手部分は素朴な巻き手、手にした時に天然素材ならではのぬくもりが伝わってくるようです。
縁と底部分
口部分は「あやぶち」とよばれる技法で作られます。また、底は丸蔓で均等に編まれています。
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サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。