温もりを携えて

竹のアジロ編みの上に土佐和紙を貼り、柿渋で仕上げられた温もりや、やさしさを感じる一閑張りの買い物籠。のんびりとした休日の日差しがよく似合う手提げかごです。

土佐和紙の風合い

手で触れると感じる何とも心地のよい土佐和紙の素材感。柿渋で和紙の耐久性を高めた昔ながらの職人仕事です。

一閑張り加工の技

いろいろな土佐和紙

水がきれいで豊かな高知県は土佐和紙の産地としても有名です。一閑張り職人は、好みの色合いに仕上げられた土佐和紙を使い加工を進めていきます。竹編み素地にはベトナム製の網代編み竹籠を使用しています。

重ね貼りと柿渋仕上げ

下地の和紙の上に色付きの土佐和紙に糊付けし、シワに気をつけながら貼り付けます。土佐和紙を貼り付け乾燥させた後は、いよいよ仕上げの柿渋塗布。柿渋を使うことにより一閑張買い物かごは、更に強度をまし重たい中身を入れても長くご愛用いただける丈夫な籠となるのです。

竹・和紙・柿渋

日本に昔からあって、ずっと使われてきた素材たち。だからでしょうか。竹、和紙、柿渋で作られた一閑張買い物かごは使ったことがなくても、どこか懐かしさがあり、温もりがあり、心の安らぎを感じるのです。

持ち手

芯に丈夫な紐が入ったソフトなビニール持ち手を、ムラ染めの風合いのよい布で巻いています。長時間持っていても、ソフトで疲れません。持ち手の芯に使われている紐は目立たないように黒色にしています。

縁取りと底角部分

手提げ口部分の色目を変える事によって高級感がでました。持ち手と縁取りの色合いを揃えて全体的にもバランスの良い仕上がりとなっています。底の四隅の角部分にも一手間かけて、違う色目の和紙貼りをしています。

内側の和紙貼り

内側の和紙貼りは外側よりも色合いの濃い仕上げにしています。口幅が広く、出し入れが容易なので買い物かごの他にマガジンラック、小物入れや花篭などアイデアで色々と使いわましができそうです。

バッグの気になるところといえば収納力ですが、見た目だけでは分かりづらいもの…。ということで一閑張買い物かごのサイズ大とサイズ小はどれぐらい荷物が入るのか実際に試してみました。

大サイズは幅が広い荷物も入る万能バッグ

普段持ち歩くようなものに加え、お弁当箱や本、ノートがたくさん入りました。奥行があるので幅が広いものも結構入りそう。普段のお買い物かご以外に、荷物がかさばる習い事や、行楽などのお出かけにも使えそうです。

小サイズは身軽にお出かけできる小型バッグ

長さのあるものはあまり入りませんが、奥行があるので十分。荷物を少なく、身軽に出かけたいときにぴったりの小型バッグです。

• ちょうどいい大きさ

  毎日使っていますが、軽くて丈夫で美しくて、とても気に入っています。毎日の買い物にちょうどいい大きさで、大きすぎず、かといって小さすぎず、本当にいい買い物かごに巡り会うことができました。ずっと大切に使っていきたいと思います。（M 様）

• レトロな魅力

  一貫張りの良さを十分に満足させる商品です。竹も確りしていますし、手の持ち手も柔らかい布で巻いてあり、お稽古バッグとして、利用しております。今回もお友達に紹介して、注文しました。中には、古布など貼って楽しんでいる人もいます。（i.k 様）

• お友達にも狙われた

  一閑張り買い物かごは、とても使い心地が良く気にいってます。昨年はフルーツジャムなどを沢山作ったので、友人にあげるために、籠に入れて行ったのですが 「良いね～」と危うく籠まで狙われそうでした。気に入ってるので、これは誰にでも絶対にあげられません。（M.isi 様）

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サイズ

天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。

※ご注意ください

一閑張買い物かごは、和紙の切れ目が筋の様に見える場合がございます。柿渋は使うほどに濃い色合いに変化し、だんだんと目立たなくなりますので、経年変色を楽しみながらご愛用ください。