えびら
昔から、天日干し用の竹編み平かご(竹ざる)として広く愛用されてきたのが「えびら」。 四角い木枠だから干し場が無駄なく使えます。 地元の農家さんでは今でも使われている、なくてはならない便利な竹編みかごを四ツ目編みで作りました。
ご家庭でも、梅干しの土用干しに大活躍
干し大根、干し椎茸、干しイモ、茶干しから、魚の干物、ひじきなど海産物まで。山と海にかこまれた虎竹の里でもよく見かける光景でしたが、都会のご家庭でも土用干し用などにエビラは最適の干しかご(竹ざる)です。
土用干し
梅干しを夏の土用の頃の天気をみながら干すと、梅の風味が増して美味しく、色付きのよい梅干しになると言われ、竹虎のお客様のあいだでも、たくさんの方が梅干しづくりを楽しまれています。
どっちが良いの?網代と四ツ目
干す食材の大きさでお選びください
網代(あじろ)編みは、目がギュッと詰まっており、小梅などの小さな食材や大根の千切りなどの長細い食材も落ちる事なく干す事ができます。四ツ目(よつめ)編みは、竹ヒゴの隙間を大きく開けており、より通気性が高くなり乾燥が早くなります。
職人の手仕事
旬のいい時期に切り出した竹を荒割りから、ヒゴ取り、竹編みまで、当たり前のように何十年と続けてきた伝統の手仕事。流れるような手際のよさにキャリアを感じます。
竹ヒゴの磨き
幅をそろえて取った竹ひごは、刃物で数回表皮をけずり厚みをそろえ、見た目にも綺麗な仕上がりにしていきます。
編み込み
四ツ目のえびらは網代編みに比べて竹編みの大きさを均等に仕上げにくく、編むことが難しいと竹職人は言います。
木枠組みと底部分の補強
杉材で作ったえびらの枠組みに、竹編みをはさみ込んでネジ留めします。また、たっぷり干せるように、裏面には少し幅広にとった骨木を一本通しています。丈夫で、見た目にもスッキリするよう、接合部はホゾをきって仕上げてあります。
ベランダ干しにはハーフサイズがおすすめ
サイズ小(ハーフサイズ)はベランダなど狭いスペースでも大活躍。気軽に土用干しをお楽しみいただけます。
穴開きで一石二鳥
4カ所に開けた穴にほどけないように、ヒモをしっかりとくくりつけて、エビラを吊してください。風通しがよく、場所もとりませんので一石二鳥です。土用干しや、干し大根、自家製干物づくりなどの場所にお困りだった皆様にも、ヒモをつけて吊せるようにしましたので、ベランダなどでも気軽にお楽しみいただけます。
※ヒモは付属していません。また、風で飛ばないよう十分にご注意ください。
ご愛用者様から届いた写真をご紹介♪
N様(大阪)より
「エビラは本当に便利に使わせてもらってます!!さすが専用の道具ですね。梅酢が竹についた様子もとてもいい感じです!(N様)」毎年送って下さる土用干しの写真が竹虎四代目はじめ竹虎スタッフ一同の楽しみです♪大量の梅干しが干されている光景はまさに壮観!
自家製干し野菜を作ってみました!
野菜は天日干しすると、旨味と栄養がギュッと凝縮されて更に美味しくなります。ベランダや軒先のちょっとしたスペースに竹ざるやえびらで干すだけでお手軽に作れる、干し野菜。そんな魅力いっぱいの干し野菜の作り方と、干し野菜ならではのとっておきレシピを紹介します!
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サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
木枠部分には木目のへこみがある場合があります。また、木質の柔らかな杉材を使用していますので若干のキズなどがある場合もございます。また、エビラの竹材は自然の竹そのままを使用しています。ヒゴ部分には割れや汚れ、シミ、キズなどが竹についている場合がございます。ご使用には差し支えございませんのでご了承のほど何卒宜しくお願いします。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※木枠、竹編み部分に細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますので、お取り扱いにはご注意ください。