虎竹のある暮らし
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インターンシップ 高知 2022夏

竹虎インターンシップでの虎斑竹の油抜き

竹虎インターンシップ2022

虎斑竹専門店 竹虎では2001年より毎年インターンシップを開催しています。しかし、新型コロナウイルスの流行に伴い2020年度は中止、2021年度はZoom開催を余儀なくされました。少しずつ世の中が落ち着き始めた頃、2022年度のインターンシップ開催を決定しましたが、開始時期を目前に感染者数が大幅に増加したことで日程短縮でのインターンシップ開催となりました。このような大変な状況下でも昨年のzoomインターンシップにも参加してくださった1名の学生さんが申し込みの連絡をしてくださいました。

竹虎インターンシップに参加いただいた学生さんと竹虎四代目

日本の伝統工芸を学ぶ

将来はデザイン関係のお仕事をしたい。と志高く、しっかりと自分の考えを持たれている学生さんが参加してくださいました。2021年にzoomでのインターンシップに参加いただいたことで更に興味を持っていただけたようです。「竹虎の竹に対する情熱や愛情の深さを感じ、そして希少な虎斑竹を使ったモノづくり携わってみたい」と熱いメッセージと共に参加の申し込みをしてしてくれました。

  • 【2021年】zoom開催でのインターンシップ

  • 【2021年】竹虎の工場案内

竹虎インターンシップ日報
竹虎インターンシップでの竹林見学と工場

日本の素晴らしい伝統を後世に色濃く残す

8月22日(月)

初めて竹材専門の工場を目の当たりにしましたが、高い天井の工場内のいたるところに立てかけてある大量の竹に圧倒されました。今日は虎竹四ツ目垣用竹の竹の枝の付け根を取り除く作業をしましたが、ほんの小さいことが結果として竹の見た目を大きく変えることを知り、職人がいかに細かくかつスピーディに作業しているのを見て、プロのすごさというものを改めて実感することができました。

午後には、取材でいらしていた方々と共に竹林も訪れましたが、観光目当てでもなく人工的に整備されていない自然の竹林の美しさに感動しました。質のいい虎竹の希少価値の高さや、地球温暖化や世代の変化に伴う竹材業界が面する危機などについていろいろな話を聞くことができ、この日本の素晴らしい伝統を後世に色濃く残していかなければならないとより一層強く思った1日でした。

竹虎インターンシップでの虎斑竹の油抜き

油抜きでの虎竹の艶と模様

8月23日(火)

今日は午前中は竹の油抜きの作業をしましたが、すごく短い時間で虎竹の模様が濃くなり、つやが出き、そして竹の寿命が長くなることに本当に驚きました。油の雫が目にはっきりと見えるほどの大量の油でしたが1本の竹がこんなにたくさんの油を含んでいるなんて衝撃的でした。

また、高温の熱のそばで蝶っ時間働くことのできる職人方にも圧巻されました。初めて油抜きをしてみた私にとっては蒸し暑い日本の夏に、高温の火のコンボはなかなかのものでした。今日は終始体調が優れなく、休憩を多くはさんだ日になってしまいましたが、とても貴重な経験をすることができました。インターンシップも残りあと1日になりましたが、明日も頑張りたいと思います。

竹虎インターンシップでの四ツ目垣用竹の目打ち作業

柔と剛を持ち合わせる竹の性質

8月24日(水)

今日は、1日中四ツ目の取り除き作業を行いました。1日目も同様の作業を行いましたが、初めてのときと比べて作業のスピードが大幅にアップしたのでうれしかったです。切れ目を入れるときの早さ、角度、そしてのこでおとしやすいように竹とのこの互いの角度などのコツをつかめた気がします。

また、のこで切るときの力加減は、平均的な木と同じくらいにもかかわらず、とてつもなく軽くそして自然のコンクリートとも言われるかたさ、長持ちするところや、短い時間で大量に繁殖するなどあらためて竹は最強の素材だなと思いました。素材に必要な利点をすべて持ち合わせているんじゃないかともいえる竹は、これからもずっと使っていくべきだと強く実感しました。

今回3日間という短い期間でしたが、このインターンシップで学んだことをこれからも生かしていきたいと思います。山岸竹材店の皆さま、3日間本当にありがとうございました。

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