わたしが作る、世界にひとつだけの虎竹花かご
季節の愛らしい花々をいれて楽しむ花かご。昔から日本人の暮らしにあって、心なごませてきた竹花かご。あんな素敵な籠を自分でも作ることができたらいいな。そんな思いを実現する竹花かご作り方キットです。あなたも竹職人気分でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?夏休みの自由研究、工作にもおすすめです。
自分で作るのは難しいなんて思っていませんか?
この作り方キットで作る花かごは、花かご教室やインターンシップの学生さんなどに竹編み研修体験でも作っていただく一番簡単な花かごです。もちろん、はじめての方にはそれほど簡単ではないかも知れません。竹など触ったことのない方にもできるだけ分かりやすいようにアニメやナレーションをいれ、それぞれの工程を追って工夫してDVDを作りました。
-
<作り方キットDVDの流れ>
1.はじめに
2.底あみ
3.立ち上げ
4.胴輪入れ
5.縁づくり
6.底仕舞
7.手付け
はじめての方でもわかりやすく進行します
7つの工程を順番を追って作っていきます。はじめての方でも分かりやすいように実写と平行しながらアニメーションでも説明しています。また、竹ヒゴが折れた時の補修の仕方も収録されていますので安心です。分かりづらい箇所も戻って確認しながら作れますので、ご自分のペースでお楽しみください。
・ものづくりが大好きな方
・余暇を楽しみたい方
・自然や竹とふれあいたい方
・ご高齢の方の指先を使う運動に
当社の内職さんや職人さんにだけでなく、全国で竹職人さんにお会いして驚くのはその若さ。 みなさん顔の色つやもよく、重たい竹の束もヒョイと肩に担いで運んでしまうくらいお元気なんです。その健康の秘訣は、どうやら手先を使う毎日のお仕事にあるようだと聞きました。指先を使うこの虎竹花かごキットが、ご高齢の方のイキイキとした生活にお役に立てればこんな嬉しい事はありません。
セット内容
日本で唯一 土佐の虎斑竹(とらふだけ)
「虎斑竹(虎竹)」は淡竹(ハチク)の仲間に分類され、高知県須崎市安和の虎竹の里でのみ、稈の表面に虎模様が浮かぶ不思議な竹です。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もありますが、科学的には未だ解明されていません。実際に各地方に移植を試みましたが、何故か模様が付く事はありませんでした。
明治44年、当時日本最高の植物学者達が絶滅寸前の虎斑竹の保護のために、建白書を時の政府に提出しました。これが今日の天然記念物条例発布の導火線となり、天然記念物保存法が発令され虎斑竹はその第一号の指定を受けたのです。
イギリスBBC放送も取材に来た「ミラクルバンブー」
左の写真が、自然に生えている状態の虎竹です。この虎竹をガスバーナーで炙り、竹自身から出る油分で拭き上げると右の写真のように虎模様がはっきりと浮かび上がります。この珍しい虎竹(Tiger Bamboo)を取材するためにイギリスBBC放送までもが虎竹の里を訪れ神秘的な虎竹に「ミラクル!」を連発されていました。
竹職人達の想いが繋ぐ虎斑竹
竹は秋から1月下旬までが伐採のシーズンです。虎竹もこの期間に一年分をまとめて伐ります。竹職人達は急勾配の山道を運搬機と共に分け入り、一日中重たく長い竹を切り運び出すのです。そして、大きさや品質で選別したのち、ガスバーナーによる油抜き、矯め直しという製竹作業を行います。一本一本の個性を最大限に生かすために、熟練した職人の手で竹を炙り、まっすぐに矯正されるのです。こうして製竹された虎竹が、様々な竹製品へと生まれ変わります。
虎竹花かご手作りキット制作秘話
手作りの楽しさを知ってもらいたい。
竹は、そのまんまやったら硬い素材ですけんど、細くわって薄く剥いでヒゴにとったら柔軟性があって、しなやかで、思うように曲がりますきに曲線美のある花かごを作ることができます。今回のキットは必要な竹ヒゴを全部用意しちょりますので、届いたその日から製作をはじめられますし、専用おとし(水を入れられるプラスチック容器)も付いちゅうきに世話ないぞね。手作りの楽しさを知り、日本唯一の虎竹のことを知ってほしいと思うちょります。
花かご作り教室について
たまに専務が先生になって花かご作りを教えさせてもらうことがあるがです。なんと前は遠くオーストラリアやイギリスから来ちょった学生さんに体験してもろうて、言葉も分からんし、こじゃんと(とても)大変なこともあったちや。地元の学生さんらあに教える事もありますけんど、その都度はじめて竹に触れて、自分だけの花かごが完成したときのみなさんの喜びよう言うたらありません。 びっと(少し)形が悪うたち、世界でたったひとつの花かごや言うて大切に持って帰ってくれるがです。
たれもつった(煩雑を極めた)DVD製作
なんせ、はじめての花かご作り方のDVDです。
どこを撮ったら分かりやすいろう?
どうやって説明したら分かりやすいろう?
手探りで、あれこれとDVD製作会社さんにもご苦労をかけて、たれもつり(煩雑を極め)ながら、期日を大きくオーバーして(予算も?)ようやっと完成した花かご作り方DVDながです。
自分の作ったものには愛着♪
元々何かを作る事が大好きだったので夢中になって作りました。一度作り出したらご飯の時間も勿体ないくらい集中して作る事ができました。やっぱり自分で作った物にはとても愛着がわき、家では花を入れて食卓に飾っています。すごく楽しく作る事ができたので、他の物も将来的に作れたら良いなと思いました。
難しさ実感。飾れるのは感動
竹ヒゴに水を含ませる具合が分かりづらく、折れてしまいました。DVDを見ると簡単そうでしたが、実際に編んでみると、自然素材のものを取り扱うという事の難しさを実感しました。出来上がりの美しさはさておき、自分が作ったものを飾れるのは感動です。
2,3時間であっという間に完成!
竹細工の花かごが自分で作れるなんて…驚きと感動です。難しいかな?と思いましたが、迷いながらもサクサク作れました。DVDを止めては、巻き戻してと、自分の花かごを見比べて、2、3時間であっという間に花かごが完成。庭に咲いている花を生けるのが楽しみです。
花かごをみるたびニコニコ♪
真っ直ぐな竹ヒゴがどんどん花かごの形になっていくのが面白くて、夢中で作りました。途中ヒゴが折れてしまったり、これで合ってるのか迷ったりもしましたが、出来上がりは虎竹の模様が綺麗で、とても満足のいくものになりました。やっぱり自分で作ったということがなによりも嬉しくて、飾っている花かごを見るたびにニコニコしてしまいます。
インターンシップの学生さんにも体験していただきました
花かごはおろか、そもそも竹に触ったことのない大学生に花かご作りを体験していただきました。
自分の手で完成させる事ができました!
インターンシップ中に竹で花篭を作る体験をさせて頂けると知ったときは、楽しみでたまらない気持ちがこみ上げて、とてもわくわくしました。はじめは職人である専務に手取り足取り教えて頂きながらの作業を想像していたのですが、実際はDVDを見ながら自分達のみで作業をするという内容だったので、DVDのみでうまく作れるのだろうかと思い始めました。ですが、DVDの内容はとても分かりやすいもので、たまに同じインターンシップ生と相談し合いながら、 ほぼ自分の手と頭だけで花篭を完成させる事ができました。花篭が出来上がったときの達成感はとても大きかったです。虎斑竹を用いた花篭は、シンプルに何を入れても絵になるので、私は庭に生えている草花を入れて四季を感じています。
一生の記念になりました♪
インターンシップで花篭作りができると聞き、とても楽しみにしていました。今回は、専務出演のDVDを見ながらの作成でした。使用した竹ひごはとても薄く、節の箇所が特に折れやすいので注意が必要で、思った以上に難しかったです。しかし、同じインターンシップ生の方と協力し合いながら、少しずつ完成に近づけていくのはとても楽しい一時でした。自分で作り上げた花篭は、若干いびつながら愛着がもてます。この地にしか生えない虎斑竹の花篭作成は、一生の記念となりました。 季節の花を飾って目を楽しませようと思います。
-
感動の連続♪
初めての竹細工に挑戦したのですが、梱包を解いていく時点で竹の香りに癒され、作業工程を進めていく中でも感動の連続でした。変わったキッカケで購入させて頂きましたが、良い経験と素晴らしい伝統に少しでも触れられた事に感謝致します。(W様)
-
家族が驚きました!
50歳のサラリーマン男性ですが、キットが届いてすぐ作りたかったが仕事で帰り遅く土曜日の夜ビデオを何回となく巻き戻しながら3時間位でやっと完成させ朝方起きて妻、子供が本当にお父さんが作ったのと驚いていました。妻が庭から赤の山茶花を一輪さしていました、、、、友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ(啄木)(西郷どん様)
-
価格以上の内容です!
早速作ってみましたが、懇切丁寧なDVDのお陰で写真と同じように完成することができました。ありがとうございました。DVDの内容について述べさせて頂きますと、「完璧」ですね。そのむかし、終戦後間もないころ、アメリカから「品質管理」などの手法として、「TWI」(Training WithinIndustry)(企業内訓練)が導入されましたが、1.「やって見せる」2.「やらせて見る」3.「確かめる」の三段階で教えなさいと聞かされましたが、まさにその通りで大変感心した次第です。この内容では、5,000円でもよろしいかと思われる立派なものです。(O様)
お客様の声をもっと見る >>>
虎竹細工編み方・作り方キット(DVD付き)はこちら >>>