月桃(げっとう)細工
月桃は使いやすさ、機能性から近年になって更に人気が出てきた素材です。花は4月初旬から咲いて平和のシンボルともされています。
万能植物!香りのよい月桃という素材
八重山産の月桃
月桃(ゲットウ)は捨てるところがない万能植物です。多く自生し採取しやすく、殺菌作用があり、良い香りがあるので円座や枕、手提げ籠、草履など様々な民具に使われています。
収穫と加工
背丈の倍以上の大きな月桃を刈り取ります、刃物で切ってみるとリュウキュウのように簡単に伐採できるものの水分を含んだ月桃は重く、強い日差しと暑さの中の収穫作業は大変です。
しっかりした編み込み
しっかりと硬く編み込まれていますが腰を下ろすと適度な柔らかさで座りやすいのです。
縁部分
ねじりながら緻密に編まれているので非常に丈夫です。
飾り紐
壁飾りにも出来るように飾り紐を作っています。
普段使いの椅子にも
キッチンやオフィスなどで使われている椅子にも使える小振りなサイズです。
大きな大きな月桃の敷物!
石垣島、やちむん館工房では月桃の葉を使い職人が慣れた手つきで大きな大きな敷物を編み上げていました。こんな敷物が置けるお宅は幸せです、出来あがったら本当に壮観だと思います。月桃の敷物に月桃の枕、横になれば、すぐに夢心地です。
鍋敷きやコースターにも
月桃細工では鍋敷きやコースターも作られています。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。