網代編みの巨匠 渡辺竹清
昭和 7年 竹芸師・清の次男として生まれる
昭和41年 「竹清」を襲名
昭和53年 日本伝統工芸展入選
昭和54年 有名宝石店T社専属デザイナー エレザ・ペレッティ女史と出会う
昭和58年 日本工芸会正会認定 伝統工芸士に認定
竹に新たな命を与える
まさに、網代編みの巨匠という名にふさわしい渡辺竹清氏。網代編み(あじろあみ)では右に出る者はいないと言われる最高峰の技術で、100年経った煤竹を編み上げる究極の技。伝統的な技が、竹に次の100年を生きる新たな命を吹き込んでいきます。
長い時間が育む煤竹
煤竹(すす竹)は、古民家の囲炉裏の煙でいぶされた竹の事です。茶褐色の色目はいぶされて自然についたもので、縄目には色が着かずに残ったものもあります。中には100~150年も前の竹もあり茶道具などにも珍重されますが、現在では囲炉裏のある家屋がありませんので今後、ますます貴重な素材なのです。
以前京都のお取引先さんのところに立派な煤竹(すす竹)がおいてありましたのでお値段を聞いてみると、なんと1本100万円との事に驚きました。そんなわけで古い民家を壊すと聞きますと、県外までトラックを走らせて竹をいただきに行くこともあるのです。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
自然素材のため、写真のような割れや汚れ、シミなどがある場合があります。ご使用には差し支えありませんので何卒宜しくお願いします。
※右端の画像のうち、〇で囲っている部分以外の白い部分は「ほこり入れ」という技法で白くなっています。