鳳尾竹
鳳尾竹とは、古い民家で使われていた根曲竹が煤竹になったものを言う、本物の煤竹で製作されているので更に高度の技術が必要だったと思います。
煤竹の深い色
煤竹ならではの何ともいえない深い色艶。永い間家を見守ってきた煤竹が、迫力ある達磨に生まれ変わりました。
長い時間が育む煤竹
煤竹(すす竹)は、古民家の囲炉裏の煙でいぶされた竹の事です。茶褐色の色目はいぶされて自然についたもので、縄目には色が着かずに残ったものもあります。中には100~150年も前の竹もあり茶道具などにも珍重されますが、現在では囲炉裏のある家屋がありませんので今後、ますます貴重な素材なのです。
以前京都のお取引先さんのところに立派な煤竹(すす竹)がおいてありましたのでお値段を聞いてみると、なんと1本100万円との事に驚きました。そんなわけで古い民家を壊すと聞きますと、県外までトラックを走らせて竹をいただきに行くこともあるのです。
竹の特性を活かした表情
ダルマの髭など細かな部分も、細い竹枝をうまく活かして見事に再現しています。自然の竹を活かしきる竹職人の心意気に感心するばかりです。
組み合わせて
台座とダルマ部分に分かれており、簡単に差し込むことが出来ます。台座の受け部分は、達磨のカーブにぴったり合わせてつくられています。
台座
台座には竹の枝で飾りがあしらわれています。達磨は勿論、台座にもしなやかな竹の曲線美が見て取れます。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
写真のようなテープ跡や焦げ、穴、割れ、シミなどがある場合がございます。古い竹細工になりますのでご了承のうえ、お買い求め下さい。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。