調理道具として便利な炭化竹スプーン
竹炭パウダーのアルミスタンドパックから、手を汚さずに使える柄の長いスプーンが欲しいというお客様からの声にお応えして作りました。30cmのロングスプーンは緩やかにカーブした平たい皿で縦長瓶など深さがある容器に入った物が混ぜやすく、隅まで残さず楽にすくうことができるキッチン道具です。
平らな皿部分
竹炭がすくいやすいように平たくした皿部分には竹繊維の模様が美しく表れています。
柄部分
竹は表皮に近い部分ほど強度があります。表皮を熟練の職人が薄く薄く剥いで出来るだけ表皮部分を残して仕上げされています。
自然な色合い
ゆるやかなカーブの皿部分、天然竹を炭化加工して製造していますので竹材により色合いに微妙な違いがあります。
竹カトラリーの製造
厳選素材
竹カトラリーの材料は日本最大級の肉厚な孟宗竹を使用します。3~4年経った良質な竹を炭化加工して、このような板状にして乾燥させます。
型取り
スプーンの型をどのように作るのか疑問に思う方もいるかもしれません。板状にした竹材にカトラリーの形を書いておいて糸鋸等を使い切断する方法を思い浮かべるのが一般的かと思います。ところが、竹カトラリーの型取りは左右に一つずつ高速回転する刃物が付いている機械を用いて、治具で挟んだ竹材を刃に当てて削っていくのです。刃物は左右に1個ずつあるので効率良く削ることができます。治具はカトラリーの形や大きさによって一つずつ用意されています。
形状の固定
型取りした後は曲がり部分の工程です。竹材に熱を加えて柔らかくし、型にはめて調整します。更に木型に2~3日入れて曲がりを固定するのです。
仕上げの技
削る工程は粗削りから中削り仕上げ削りをして、グラインダーベルトの番手を変えながら行います。熟練職人の技によって一本一本美しく丁寧に磨かれていきます。
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サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※竹炭パウダーはついていません。別途お買い求めくださいませ。