四万十ひのき石けん
泡立つほどにひのきの香りがきわだつ、四万十ひのき石けん。森林浴をしているような心地よさを与えてくれる石鹸です。
「ひのき」という字は、木に会うと書くところからも人間に一番あった木といわれているようです。日本、台湾、ラオスとその生育地も限定されているひのきですが、油分が多いのが特徴で、火をおこす木として昔から知られ、その名前も火の木といわれたことに由来しています。一昔前には飛行機の燃料しても使用されたほどの油分の多い木…ひのき。その油分(ヒノキオイル)の多さが現代のくらしに、とっても役立つものとなっています。
四万十川が育んだ四万十ひのき
なぜ四万十ひのきなのか?
竹虎本社から車で30分も走ると四万十ひのきの産地があります。しかしどうして四万十ひのきがこんなに有名なのでしょうか?実はその秘密はこの油分の多さにあるんです。雨の多い高知県にあって四万十川の源流域は水が豊富な土地柄、そんな中で育まれたひのきには自然と日本のひのきの中でも最も油性分(ヒノキオイル)の豊富な良質な木になるのだと言います 。
ひのき森の森林浴
ひのき林の間をぬうように川が流れていました。渓流のせせらぎが静かな谷間に聞こえています。ノドの渇きを癒せるほどのすきとおった水はヒヤッと冷たくて気持ちがいいものです。清らかな竹林もいいものですが、ひのき林での森林浴もいいものです。ひのきの持つフィトンチッドは精神を安定させリラックスさせる効果がありますので、このしっとりした空気に包まれているだけでスッーと日頃の疲れが抜けていく、そんな感じなんです。ゆるやかな流れの清流。小石の上では沢ガニが遊んでいました。
ウグイスの鳴き声をご存じでしょうか?一般的に知られる鳴き声は「ホーホーケキョ」でもこれは春の求愛シーズンの鳴き声なんです。寒い季節には「ジッ!ジッ!」と知らない人が聞いたら驚くほど地味な鳴き声で小枝から小枝へと飛びうつっています。下にたれたひのきの小枝をつかんで葉のニオイを吸い込みながらよくよく考えてみると、昔から日本の家屋はひのき造りでしたから日本人が一番慣れ親しんだ木ということがいえるのかも知れません。ふっと上をみあげたら巣箱がかけてあります。こんな優しさで森は包まれているのだと思いました。