アダン手提げ籠バッグ

アダン（タコノキ）の手提げ籠バッグは葉を細く裂いて編み込みます。乾燥させると白っぽくなる風合いを活かした素材そのままのバッグです。

アダンという素材

アダンは「たこの木」とも呼ばれる沖縄など亜熱帯から熱帯地域の浜辺に生える見られる常緑小高木。葉にはトゲがあり採取・加工は大変ですが細く裂いて草履や手提げ籠、円座などの素材に使われます。特にアダンの円座は使うほどに風合いが良くなり素晴らしいものです。アダン葉細工の手提げ籠は軽く、持ちやすいのが特徴です。

職人の手作り

蓬莱竹の口枠、アダンの葉のヒゴを使って、ひとつひとつ丁寧な職人の手作りです。

蓬莱竹の口枠

アダン手提げ籠バッグの口枠に使われているのはホウライチクと呼ばれる株立ちのバンブー類に分類される竹、真竹のように太い竹ではないものの柔軟性に富み細工に多用されています。

大きさ別の木型

アダン手提げ籠バッグは木型を使ってそれぞれの大きさに編まれていきます。

独特の編み込みと色合い

竹や籐、山葡萄、アケビなどの自然素材の編み込みとは又違うやさしく柔らかな編み込みです。素材の風合いを活かしていますので、季節などによりアダンそのものの赤色が目立つバッグのもございます。お届けさせていただくバッグは当社おまかせとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

持ち手と口巻き

軽くソフトな触り心地で使いやすい持ち手部分です。また、口巻には蓬莱竹の芯が入って丈夫です。

ベルト巻

アダン手提げ籠バッグは少し柔らかな素材を使うため持ち手部分から側面、底部分をぐるりとベルト巻して補強されています。

サイズ

天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。

※ご注意ください

ベルト巻の仮止めに使われている接着剤が一部はみ出している場合がございます。また、自然素材のためシミなどがある場合がございます。ご使用には差し支えございませんので何卒宜しくお願いします。