網代底平ざる
良質の真竹を旬の良い時期に厳選して伐採し、網代底で編み込んだ平ざるです。一般のご家庭でも使い勝手のよい50センチ、40センチ、24センチ、20センチサイズの4種類、土用干しや干し野菜作りから蕎麦ざるにも重宝する昔ながらの国産竹ざるです。
粗編み網代底
網代底に編まれた竹細工は繊細なものが多いのですが、この竹ざるは少し例外。武骨な昔ながらの粗編みの風情を残した職人の仕事です。
底部分
底部分には厚みと幅をしっかりと取った力竹が入れられていますので丈夫です。
縁巻き
しっかりと縁巻きされています、50センチサイズの平ざるには反対方向に表皮で二重巻きされています。
網代底平ざるの製造
竹味がいい
土地は肥沃でない方が良いと言います。そして夏はとびきり暑く、冬は凍えるほど寒い、そんな寒暖の差が大きな地域には伸びの良い良質な竹が育つのです。「竹味がいい(竹が割やすい)」心地良い竹割の音を工房に響かせながら職人は言います。
五里四方で籠が違う
五里とは現在の距離で言うなら約20キロ、車社会ではすぐの近さですがそれでも昔は籠の作りや種類が違うほど竹職人が沢山いて様々な用途に使われてきたと言う事です。寡黙な竹職人ですが代々続いてきた竹細工の技はもちろん、地元に育つ真竹にも自信と誇りを感じているのが伝わります。
梅干しの土用干しに大活躍
梅干しに干し大根、干し椎茸、干しイモ、茶干しから、魚の干物、ひじきなど海産物まで。手軽に土用干しが楽しめるザルです。
土用干し
梅干しを夏の土用の頃の天気をみながら干すと、梅の風味が増して美味しく、色付きのよい梅干しになると言われ、竹虎のお客様のあいだでも、たくさんの方が梅干しづくりを楽しまれています。
自家製干し野菜を作ってみました!
野菜は天日干しすると、旨味と栄養がギュッと凝縮されて更に美味しくなります。ベランダや軒先のちょっとしたスペースに竹ざるやえびらで干すだけでお手軽に作れる、干し野菜。そんな魅力いっぱいの干し野菜の作り方と、干し野菜ならではのとっておきレシピを紹介します!
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※ご注意ください
自然素材のため、写真のような割れや汚れ、シミなどがある場合がございます。ご使用には差し支えございませんので何卒宜しくお願いします。
※お手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いなどはお避けくださいませ。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。