八郎名人作 無双盛籠
無双籠(二重編み籠)を編ませたら右に並ぶ者なしという八郎名人の籠はキレが違います。キリッと立ち上がり折り返す縁部分はさすがです。
用の美
独特のセンスと色使い、一つの籠に惚れ込んだ職人だからこそ到達した用の美の領域です。
うずら編み(輪弧編み)
うずら編み(輪弧編み)と呼ばれる編み方で仕上げた立ち上がり部分と、網代編みの底を組み合わせて作られた盛り篭です。シンプルで飽きのこない昔ながらの形を守り続ける職人の手仕事です。
八郎名人
この道数十年の八郎名人の編んだ無双編みの籠は数知れず、ただひたすらに寡黙に今日も竹と向きあい続けています。
内底の網代編み
底部分の網代編みは白竹と染竹を組み合わせて様々なパターンで編まれていますが、今回はシンプルな模様の籠に仕上げています。
煤竹の力竹
煤竹(すす竹)は、古民家の囲炉裏の煙でいぶされた竹の事です。茶褐色の色目は燻されて自然についたもので、めったに手に入らない貴重な竹材です。
サイズ
天然素材を手作りしておりますので、形や色目、大きさが写真と若干違う場合があります。
※保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。
※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。
底部分竹ヒゴの染色が若干色目が違う場合があります。