茂樹さんのレビュー

とうとう出番です。連れ合いとみぞれ鍋を作りました。みぞれ鍋とはよく命名したもので、この鬼おろしでないとだめです。なぜなら普通のおろしですった大根では湿った雪鍋になってしまいますが、鬼おろしでおろした大根はまさしくみぞれ状。しかもシャリシャリ。まるでだしの効いた暖かいシャーベットを食しているよう。一本の半分は使い切ります。次の日は、普通の水炊きに大根おろしとしてポン酢と一緒に。これもまた大根自身の辛みと舌触りが大人の感覚です。歯の悪いお年寄りには受けるかどうかはわかりません。あと子供にはおろしを任せられないかな。竹なのに結構とんがっていてスリリングですが、大人にはおろす行為も楽しい。竹皿は一緒がおすすめです。セットしておろしやすいし、きれいな竹皿のなかのおろした大根をそのまま食卓に出してもおしゃれと感じます。結論。鬼おろしと竹皿はミドルエイジの必需品。

赤い朱塗りの枝付きの箸置きと迷いましたが、そちらはちょいと艶っぽいのでこちらを買いました。どっしりしている感じがあるのにさすが竹製品、軽いし、シンプルでありながら曲玉のイメージがおしゃれで、お客に使っても評判でした。値段を言うと高いと言われましたが、自分は気に入っています。時間がたつとこれもいい飴色に変わるのでしょうか。今のままでも清潔感があってでいいけど、変化するのかどうか楽しみです。 投稿後今日気付きました。二つ買ったのですが、大きさが違うのです。気付いてビックリ。そのふたつがちょうどぴったり重なるのです。もともとそのように作っているのか、送り出すときに重ね合うのを選んでくれたのか、いずれにしてもこの心憎いほどの細やかな心配りにひとり感動しました。５＋です。

朝走ったり、仕事で立ちっぱなしのあとは足の裏が痛だるくなります。仕事のデスクの下にはイボイボのいっぱいついた健康足踏みをおいていますが、自然志向で今回竹踏みを購入しました。自宅で歯を磨きながら、簡単な立ち仕事しながら、踏んでいます。最初は竹の冷たさが気持ちよく、だんだん足裏になじんでくると人肌温度になってまた気持ちよくなってくるのが、プラスチックの足踏みにはないよさだと思います。幸いメタボではないので、肥満にいいかどうかは分かりませんが、気持ちいいのは確かです。脂足ですので今後青い竹が、染みこんだ中年おっさんの油でどう変わるのか楽しみです。臭いがついたら洗っても大丈夫ですか？

少し枝が長いかな。でも軽くて、混ぜやすいし、心なしか焼きめしのご飯がひっつきにくい気がします。深い鍋でシチュウやカレーを混ぜるときには長い柄が役立つのでしょう。

毎年寒くなって乾燥してくると、両側の下腿のみが痒くなります。乾燥肌にいいとのことで購入しました。まだ使って1週間ですが、確かに中年の男の肌にも優しいようです。模様のすかしが多いためすけすけの感じがあり、普通のタオルを使っていたので、薄くて軽いのがなんとなく物足りない。でも一冬使ってなじんでくれば手放せないことになると思います。その時足も痒くなければ5点満点です。

いままで金属ナイフで代用していました。お好み焼きの返しの竹製品を購入して、竹製品のぬくもり、素朴さを生かした丁寧な仕事に感心して、HPで見つけたこの竹のバターナイフを他のまとめ買いの時に一緒に注文しました。大きさ、塗り面のなめらかさ、枝の部位の微妙な太さの持ちやすさ、これはおすすめです。同じようなモノは100円ショップでも売っていますが、ほとんどは中国製ですし、枝の部分の細工は竹虎さんならではです。竹製品をかびさせたと友人が言っていましたが、防腐加工されているとのことで安心です。でも使用後はすぐに洗って乾燥させています。