2015年2月の竹虎通信

2015年2月

竹の伐採シーズンも終わり静かになった虎竹の里の山々。運搬機を使い、今年も竹の山出しされた後の奥の細道ならぬ竹の細道を上がっていきます。本当に嬉しいです。竹林があちらこちらに優しい陽だまりを作って、待ってくれています。少し座っていこうかな...そしたら早速サラサラと歓迎の竹葉とメジロの合唱。竹にどうしてこんな虎模様ができるのでしょうか?あらためて思います。


日本唯一の虎斑竹

虎斑竹(虎竹)は淡竹(ハチク)の仲間で、表面に虎皮状の模様が入っているところからそう呼ばれています。この模様は幹に付着した寄生菌の作用によるとの学説もありますが、全国でも安和の虎竹の里でしか成育しない不思議な竹です。