2013年7月の竹虎通信

2013年7月

雨の季節の真っ直中に、ちょっとこだわった和傘ができました。若い頃母からゆずってもらった細身でおシャレな蛇の目と丈夫だけれど無骨な感じがするしっかりした番傘と両方の特徴を持ち合わせた特別な一本です。竹虎は百有余年の創業時には初代宇三郎は傘の竹骨の材料も扱っていました。高知特産の黒竹と竹骨が48本も使われているこの黒竹番蛇の目をさしたら梅雨空もちがって見えてくるのです。


黒竹番蛇の目傘

黒竹番蛇の目傘は高知県特産の黒竹を柄に使いつくられた、伝統的な昔ながらの和傘です。48本の竹骨で丈夫に仕上げ、通常の番傘よりも200グラムほど軽い作りのため機能性にも優れています。美しい蛇の目模様が特長の、思わず雨が恋しくなる一本です。