2009年3月の竹虎通信

2009年3月

子供たちが楽しみにしている春の運動会。竹職人さんが一生懸命に編みあげているのは白竹玉入れかご。プラスチックのカゴも見かけますが玉入れはやっぱり竹の玉入れかごです。白竹を縦に割りヒゴを取って一つ一つ匠の技で出来上がります。静かな作業場には、新しいモノが生み出される現場ならではのちょっと張りつめたような、でもとても心地のよい空気が流れているのです。手際の良い職人さんの動きを見つめながら耳をすませば、裏山のウグイスの遊ぶ声にまじって「白勝て!紅勝て!」と小学生の大歓声が聞こえるようです。


白竹玉入れかご

きれいに晒された白竹と、形のととのった六ツ目編み2つの融合で織りなす美しさです。運動会になくてはならない玉入れ競技。元気な運動会を応援します。


白竹三段ピクニックバスケット

春の行楽はピクニックバスケットで!お花見にもアウトドアにも大活躍します。丁寧に晒した白竹を選んで作ったたっぷり容量の3段ピクニックバスケットです。


虎竹名刺入れ

春は出会いの季節、初めての挨拶を印象的に演出します。虎竹ならではの独特の風合いと飴色に変わっていく味わいをお楽しみください。