濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

虎竹和紙ハガキで絵手紙づくり、楽しさいろいろ♪

虎竹和紙ハガキ 絵手紙 絵はがき


新年、あけましておめでとうございます!2017年もよろしくお願い致しますちや~(^^)


今年の竹虎四代目年賀状は見てくれましたろうか?寅子なんかもう、竹虎四代目が神々しく見えてしもうて、うわあぁ!って開いた口がしばらく塞がらんかったちや(笑)。皆様も年賀状は出しましたろうか?今年は出せなかったーっていうそこのあなた!!ラッキーちや~。虎竹和紙ハガキで寒中見舞いを出すチャンスが残っちゅうぞね!


実は寅子、虎竹和紙ハガキで絵葉書を書いてみたがです。筆を置いた感覚が優しい~。水分をスッと吸い込んでくれるがやけんど紙が厚いき、たわみにくいがよ。竹和紙は繊維が短いき和紙独特のニジミができにくいらしいがやけんど、水を含ませた筆で撫でて、ハガキをしっとり濡らした上に絵の具を置くとボワンと滲む表現ができるき、ぜひ試してみとうせや~(^0^)しっかりと乾かせば、絵の上にも文字が書けるきね!


寅子のおすすめは、消しゴムハンコちや。簡単で失敗が少ないきね!消しゴムを丸く削って赤いインクでポンポンッ♪葉っぱを付けたら南天の出来上がりちや~。シンプルな絵柄ほど、竹和紙の素朴でしっとりとした風合いや、虎竹ゴールドの発色が引き立って素敵に見えるがです。


絵手紙は『下手でいい、下手がいい』って言われちゅう。少しへたっぴな方が味があってエイがですよ!遠く離れたあの人に、しばらく会っていないあの人に、虎竹和紙ハガキで近況を知らせてあげちゃって~。喜んでくれること間違いなしぞね!!

一味違う!イラスト入り♪のスス竹ペン立て

一味違う!イラスト入り♪のスス竹ペン立て


「これ、お願いします♪」「ちょっと待ちよってね~!」ある時、竹虎スタッフにスス竹ペン立てへ刻印してもらったがです♪しばらく待っていると...、


「寅子、できたよ。」


と言う声がしたので振り返ると...なんと!小さなイルカが六角面の所々に散りばめられたスス竹ペン立てが!今までに、名前などの文字を刻印してもらったことはあったのですが...、イラストは今回が初めて♪文字とはまた、雰囲気が随分違います!


「うわあ~♪可愛い!」


とすぐに喜ぶ寅子。実は、スス竹ペン立てに刻印した訳とは...?!プレゼントに送るためやったがです!イルカや魚が大好きで、水族館へイルカのショーを見に行ったり釣りに行く趣味がある後輩へのプレゼント。魚も良いし、迷ったのですが、イルカなら!可愛いらしいイメージだし、昔から世界中で幸運の象徴とも言われてるので、ぴったりなんじゃ!?と思って、選んだがです♪


表面には、白イルカがくっきり!と茶色いラインで浮かび上がっていました。寅子のイメージ通りのペン立てやったがです♪しばらく、表面に刻まれたイルカをじっくり見つめていました...。やっぱり可愛い!刻印された部分から、甘くて香ばしい竹の香りが漂ってきたんです!つい、この香りにうっとり♪してしました。完成したスス竹ペン立ては、自分が欲しくなってしまいそうでしたが、今回は我慢です!!


「...これなら、喜んでくれるかな?」


イルカの模様をすぐに見せたかった!ので、あえてラッピングはしませんでした。早速、その日に後輩へ連絡を取って家へ渡しに行きます。「遅くなってごめん!どうぞ♪」寅子は、後輩の「就職祝い」にスス竹ペン立てを送りたかったがです。文房具なら日常で使えるし、記念になるかな?っと思って選びました。刻印も迷っていたのですが、何を送るかも迷っていて、遅くなってしまったのですが...。少し驚いて受け取り、まじまじと眺める後輩。


「あ、イルカ!」


イルカを見るとたちまち笑顔になっていきました。どうやら、喜んでくれている様子です!「海で泳ぎゆうみたいですよ!」何のことやろう?と寅子が不思議そうにスス竹ペン立てを良く見ると、なるほど!表面に見える竹繊維の縦線がまるで波のよう、イルカが海で飛び跳ねている姿にも見えたがです♪手に取って目を輝かせている後輩の姿。「良い記念になりました!大切にします♪」そう言って、さっそく机の上で散らばったペンをペン立てに次々と入れてくれたがです。...ああ、遅くなったけど渡せて良かったなあ!


最初は文字やイラストが入ってないシンプルなスス竹ペン立ての方が良いんじゃないがかな?と正直思っていました。でもお店で、お客様のお名前やお顔の写真、時にはオリジナルのイラストを刻印した竹製品が頻繁に出ているのを見ていた寅子。いつもその度に、「いいなあ!」と思って気になっていました!今回は贈り物でしたが、実際に刻印をしてみて、世界に一つ!しかないオリジナルスス竹ペン立て♪の出来上がりには驚いたがです!刻印を入れてない物と入れた物を見ますと、最初は良いと思っていた刻印無しの物が今度は寂しく見えて、刻印入りの物だと面白いですし、なんだか愛着が湧くがです♪


刻印入りだから後輩のリアクションも大きかったのかもしれません。それにしても、寅子デザインのスス竹ペン立て、喜んで貰えて嬉しいなあ♪自分用にもやっぱり作りたくなる寅子でした。

楽しい♪オリジナル名刺作り!

楽しい♪オリジナル名刺作り!


休みの日に、友人と数人集まってご飯を食べている時でした。


「これ、私の名刺あげる!」


そう言って、寅子や他の友人に名刺をくれたのです。緑色に赤色と濃い色が使われており、似顔絵も入った名刺。かっこいい!素敵なデザイン。


「実は、これ手作りながよ。」


「え?!すごい!」


なんと!名刺を自分で作っている友人。良く人にも頼まれるそうで、オリジナル名刺を作るのには手馴れているようでした。


「寅子もやってみたい!」


そう思って、お家に帰ると引き出しから虎竹和紙名刺をそそくさと取り出しました。実は、虎竹和紙名刺で名刺を作るのは初めての寅子です。


名刺作り専用のパソコンソフトを持っていない寅子...。調べてみると、Microsoft Wordでも作ることができるようです!ページ設定で名刺のサイズに変更し、上下左右の余白サイズを調整して名刺の文字や模様を入力します。この作業が一番楽しい♪


「う~ん。どんな名刺を作ろうかな?!」


何度か悩んで、ようやくデザインが完了!最後に印刷設定で後ろのトレイに名刺を挿入し、紙のサイズを名刺に設定して印刷しました!


「わっ!できた。」


あっと言う間に、虎竹和紙名刺でオリジナル名刺ができました!虎竹和紙の黄色い面に黒の文字でくっきり寅子と印刷されています。模様は緑色の竹を入れていましたが、緑色が虎竹和紙の色に良く生えて♪綺麗でした。


名刺の両面でそれぞれ印刷してみたんです!虎竹和紙名刺の表面は、つるつるしていて綺麗に文字や模様がプリントされていました。裏面は、ざらざらですが表面と変わらずきちんと印刷されており、凸凹している部分で味があるように感じます。


「早く、見せたい!」


我ながら、中々良くできた!と思うので渡す日を心待ちにする寅子です♪ようやく友人達と集まった時、


「寅子も作ったがよ!」


と、さっそく数枚配ってみました!皆、じっと名刺を見つめます...。
少し、ドキドキする寅子...でしたが、


「和風やね!」


「寅子の名刺、個性的!」


友人に見てもらって最終的に満足する寅子。そう言って名刺作りについて話が友人と盛り上がったのでした!友人にも印象的だった虎竹和紙名刺。ユニークな寅子の名刺を、今度はまた違う人に手渡して見てもらいたいと楽しみにしているのです。

虎竹スマホスタンドで安心

虎竹スマホスタンドで安心


私のスマートホンは、いつも充電時やアラームとして使う時に枕元や床においているのですが、無くなることも多く適当な場所へ置くことにも限界だったのです。そんな時、虎竹スマホスタンドが新商品として登場したのでした。


購入時に私は、レーザー刻印をして頂きました。刻印する文字は、名前や日付もいいですし...迷った私は、明治の思想家「杉浦重剛」の名言「世界を恐れるなただ自己を恐れよ」を刻印して頂いたのです。完成後、虎竹スマホスタンドの裏面にくっきりと浮かび上がる文字をみると、カッコいい!!最初は、刻印が無くてもそこまで変わらないと思っていたのですが、自分の好きな言葉がその通りに刻まれた姿をみてたちまち嬉しさが込み上げてきました。全然違います。刻印することで愛着がいっそう湧くのです。


他にも刻印した文字部分から、ほのかに甘い竹の香りがするのも自然素材ならでは。虎竹スマホスタンドの表面はいつ見ても虎斑竹の自然な模様がキレイで不思議と心が落ち着きます。プラスチックや金属では表現できない色合いや風合いがなんとも言えません。


実際に私がもっている薄型のスマートホンを載せてみましたが、安定感はきちんとあります。ただ、私の場合充電部分がスマートホンの頭に付いているので逆さにすれば、安定して置けます。今では、夜充電をしながら寝てしまっても朝起きた時にスマートホンが定位置にあるので安心です。気に入ったのでついつい家族や友達に自慢しています。誰に見せても「珍しい!」と言われる自慢のアイテムです。

もう~いくつ寝~る~と、お正月ぅ~♪

虎竹命名竹筆


もう~いくつ寝~る~と、お正月ぅ~♪なんて口ずさむのは気が早いでしょうか(笑)実際、虎竹の里は年末に向けて、職人も配送スタッフも大忙し!良い新年を迎える為にも、残り20日、頑張るぞ!!


ところで、皆さんは新年の書き初めをされた事がありますか?


先日のニュースで、ドイツ人抽象画アーティストのヨ―・ウェバー・ディーデリクスさんの個展のもようが紹介されていたのですが、テーマが「遍路体験作品」という事で、八十八か所でひろった木を束ねた物を筆代わりにした作品も紹介されていました。


さすがにこれは真似出来ませんが、日本人としてもっと【書道】にふれる機会を作らなくてはと感じ、時節がら書き初めは良い機会だなと思いました。日頃はボールペンや筆ペンばかりですが、来年は筆文字も頑張って見たいな。


そういえば、竹筆(命名筆)という物があるのをご存じですか?その名の通り穂先に至るまで全てが竹で、割る・煮る・叩くなどの3か月にも及ぶ工程をへて釈迦院時雄先生の作られた竹筆は、まさに芸術作品です。竹筆は、竹の縁起の良さや、すくすくと3か月程で成長するさまにあやかりお子様の命名の筆にも用いられるのですが、それ以外にも竹繊維は墨の含みも良く、竹筆ならではのかすれも味わい深いです。


文字の下手っぴな私にいきなりはハードルの高い竹筆ですが、筆を選ぶくらいの腕前になれば嬉しいです。

竹×革の虎竹名刺入れ

虎竹名刺入れ


竹細工も革細工も私は大好きなため、竹×革の虎竹名刺入れは憧れそのもの。ただ、虎竹名刺入れは分厚く見えるし重みもありそう...どちらかというと男の人が持った方が格好良くて似合う感じがする、とも感じていたので「自分が使うよりも贈り物にしよう、大事な人に使って欲しい!」というイメージが強かったのです。


でもそんな考えを破ってくださったのが、竹虎四代目。先輩とお揃いで、わざわざ名入れした虎竹名刺入れをプレゼントしてくれたのです!竹虎四代目、ありがとうございます!!恐る恐る手に取ると、想像以上に軽やか。厚みがあるように見えた虎竹も薄~く削られているのか、かさばりません。この名刺入れ、名刺が最大50枚入るようですが、普段持ち歩くのに私は名刺20枚程を右ポケットにだけ収めています。名刺がばらつかない・取り出しやすい・かさまない、にやっぱり重きをおきたいのです(^^)


けれど普段から持ち歩きたい一番の理由は、やっぱり虎竹だから(笑)似たように見える虎模様ですが、実物を見比べると全然模様が違います。先輩の名刺入れは、虎竹の黒と白を交互にならべた様なスッキリとしたクールなデザイン。反対に私のは、虎模様がまんべんなく散りばめられた、王道!という感じの模様です。 3年、5年...愛着が沸く頃には「虎竹名刺入れ100個の中に紛れ込んでも、見つけ出せるかもしれない」と思ってしまう程。


「珍しい名刺入れですね」
「ああ、これは日本唯一の虎斑竹という竹で出来ちゅうがです」


スマートに名刺交換をしながら会話を弾ませていく竹虎四代目や先輩を目標に、私も挨拶周りを頑張らねば!と気合いがつのる年末です。