濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

竹炭にカビ!?白く付着しているものの正体は...。

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虎竹の里の6月はシトシト細い雨の降る日が多く、まさに梅雨という感じでした。湿気でムワッとする時もありましたが今年は調湿用の竹炭を置いた効果か、部屋の空気が例年よりスッキリしていたような気がしますぞね。ところで!竹炭と言えば黒いイメージですが、白っぽい竹炭を発見した方はいらっしゃいませんか?一見「えっ!カビ!?」と思われるかもしれません。


竹炭にカビって生えるが?フワフワしてなくて表面にこびりつくような白いまだら模様。寅子も初めて見つけた時はびっくりして、すぐに先輩竹虎スタッフに聞いてみました。すると先輩は落ち着いた様子で「それは竹のミネラルやねー」と。なんでも、竹に含まれるミネラル成分が燃焼温度や冷え方によって白い灰になり付着することがあるそう。茶色っぽく出てくることもあるがやって。確かに探してみると黄土色バージョンもありました。


白カビではないと分かって一安心ちや~。さらに先輩竹虎スタッフが教えてくれるには、完全に炭化された竹炭自体にはカビは生えんがやって。けんど!竹炭が吸収した空気中の物質やホコリにカビが発生する可能性はあるそう。そんな時の対処法は、水洗いをしてカビの生えたホコリなどを落とし、お日様に干して十分乾燥させる。そうすればまた問題なく使えるがです(^^)


梅雨の季節に湿気を限界まで吸収して調湿効果が薄れてきた竹炭も、太陽にあてて乾燥させれば除湿剤として半永久的に使えます。竹炭は時々水洗いや天日干しをして長く長く役立てとうせ♪