濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

竹職人さんから頂いた小夏

竹職人さんから頂いた小夏


高知県も梅雨に入り、虎竹の里では道端でぴょん、ぴょん元気に跳ねるアマガエルを見かけることもあります。雨が上がると、白い霧が山々を包みこんでいく景色が何とも幻想的♪だと思うがです。雨が続きますと、外出する機会が減って、家の中でゆっくり過ごす事が多くなります。ある時、居間でくつろいでいますと、棚の上にある竹ざるに盛られたフルーツが目に留まりました。「そうや!果物食べよう!」と寅子は立ち上がります!


竹ざるには、色んな種類の果物を置いたままやったがです。バナナにびわ、柑橘類などのフルーツが。「あ、残っちゅう!」とある果物が目にとまりました。それは数週間前、竹虎四代目から頂いた竹職人さんが育てた小夏が数個残っていました!もらった時には、家族でいくつか食べたのですが、勿体ないのでわずかに残したままにしてたがです!以前、虎竹の里は果物の産地だとブログで紹介させていただいたがですが、小夏なども生産され
ているのです♪小夏は、外側の薄い皮を抜くだけで、中の白い皮も一緒に食べることのできるフルーツながです♪特に!冷蔵庫で冷やした後に食べますと、冷たくて最高に美味しいがです!


...そういえば、県外から帰ってきた友人が、都会に帰る前に、小夏をお土産にと何個か買って渡したことがありました。その後、小夏は珍しいので皆が喜んでくれたと言っていたエピソードを思いだしたがです!もうすぐ!小夏の旬は過ぎでしまいますので、その前に職人さんにいただけたのは、有難く♪思いました。頂いた小夏は、スーパーで販売している小夏よりも、実が大きく、ボリュームがあるのです!虎竹の里の豊かな気候で実もスク
スクと成長したんじゃないのか...?表面はツヤツヤで綺麗とは言えず傷がところどころにあったりしますが、職人さんが一生懸命に育てて下さった果物ですので、他の果物よりも美味しそうに見えるのです。


さっそく、冷蔵庫で冷やして、黄色い皮を剥ぎました。 4分の1カットに切り、竹ざるへどんどん乗せていきます。最後に竹楊枝を刺してできあがり♪雨がわずかに上がったので、庭に持っていって小夏をパックと一口頂きます!「さっぱりしちゅう♪」じわっとした酸味と甘みが口の中に広がります。さすが、職人さんの小夏!とても口辺りがまろやか。すぐ食べずに置いていたせいか、酸味よりも甘みが強く、美味しくいただくことができました。


普段、竹製品を一生懸命に作られている職人さん。じっくり味わっていると、職人さんの姿がふわっと浮かび上がりました。梅雨が明けるのを心待ちにしながら、再び雨が降り始めた庭でかたつむりを眺める寅子でした。

「竹の風味がする!美味しい」

「竹の風味がする!美味しい」


「そうだ!たけざきに行こう♪」


たけざきと言いますのは、須崎にある創業40年程のお店で、卵焼きとおむすびを専門に販売している黄色の看板が目印のお店ながです!最近は人気があって、高知市内へも店舗が出来ていて、見つけた時には驚きました。


さっそく、お店に寄っておにぎり2個と卵焼きが1個入ったセットを注文しました。そのまま、食べても確かに美味しいのですが、せっかくならもっと!美味しく食べられるよう一工夫することにしたがです♪一度家に帰り、キッチン棚を探ります。「...あった、あった!」と言いながら取り出しました。


国産竹皮に包もう♪」


おにぎりと言えば、やっぱり国産竹皮!だと寅子は思うがです!以前、竹皮に包んだおにぎりを食べたことがあり、とっても美味しかった!ことを記憶しています。...あの味は忘れられません!竹皮を水で湿らせて、さっとキッチンペーパーで拭きます。入れ物から国産竹皮へ中身を移し、竹皮の紐を巻いて、最後に結んで完成です!きちんとおにぎりセットの中身は全部、一枚の竹皮に納まりました。「できた!」とにっこりする寅子です。


国産竹皮を包む


家に一度帰ったものの...「どこで食べようかな?」と思いました。せっかくの日和が良い日です。家で食べるよりも、外で食べたい♪と思ったがです。すると...、おにぎりを買った時、近くの川がキラキラと光っている風景を思い出しました。


「新荘川でご飯にしよう♪」


新荘川とは、絶滅したニホンカワウソが最後に発見された川と言われており、そのカワウソをモチーフに須崎のB級グルメの鍋焼きラーメンを被った須崎市のご当地キャラクターしたしんじょう君も誕生したところながです。


他にも竹虎が「ザ!鉄腕!DASH!!」の番組で、巨大水鉄砲を発射させた!あの舞台となったところでもあるがです。日本全国の竹屋さんに断わられ...、竹虎に依頼をして下さり、竹虎にとっても大きな挑戦やったがです。あの時は、寅子もわくわくして巨大水鉄砲作りを一部お手伝いさせてもらった一人です!職人さん達が、何度も何度も!試行錯誤して作られた大きな大きな!水鉄砲が放送までに完成したがです!撮影のときに、なんと!?虎竹の里へTOKIOの長瀬さん、松岡さんが来てくださいました!テレビの放送で竹虎四代目や職人さんが鉄砲を発射させた姿を見て、思わずドキドキワクワク♪したのを覚えています。こうした竹虎とも縁の深い新荘川!竹皮のお弁当箱を持って、いざ新荘川へ出発します!


さっそく、河原に降りて腰を下ろしました。そよそよと気持ちの良い風が頬を撫でていきます。お昼から大分時間も経ったので、膝に乗せて竹皮の包みを開きます。ふわっと竹皮の独特の良い香りがしてきました。ペットボトルのお茶がしばらくすると温くなる程の気温の高い日でしたが、竹皮弁当箱の中身は全く大丈夫で良かった!おにぎりを手に取ると頬張る寅子。


「竹の風味がする!美味しい」


たけざきのおにぎり自体、もちろん美味しいのですが、竹皮の良い香りに、風味が増していっそう美味しく感じました。たまごも柔らかくて、甘い!あっと言う間に平らげてしまったがです。やっぱり、一味違う!のでまた竹皮に包んでみよう♪青空に広々とした川が流れていきます。また誰かと行きたいな!穏やかな川の流れを見つめていると、もしかしたら、ニホンカワウソはどこかで生きているのかも...?とそんな気持ちが不思議と湧いてきたがです。

新発売の竹半円枕を無料プレゼント企画!

新発売の竹半円枕を無料プレゼント企画!


月に一度、竹虎ではプレゼント企画をしておりますのをご存知でしょうか?
6月に入って早くも二週間になります。竹虎ではそろそろプレゼント企画の締切が近づいていて、寅子もどんな方が当選されるのかドキドキワクワク楽しみながです~。


さて、今回の賞品は、なんとっ!新発売されたばっかりの大人気の竹半円枕!!大盤振る舞いですぞね~抽選で3名様にプレゼントさせていただきます!


竹半円枕は孟宗竹という大きな竹を半分に割って作った枕で、大きな青竹踏みのような見た目です。半円型のカーブが特徴で、この形が肩こりや首の疲れの原因にもなっているストレートネックの改善にもエイがです。寅子も毎日10分、首の下に敷いて使っています。他にも、腰やふくらはぎの下に敷いたりして寝るのにも気持ちがよくて、竹虎スタッフたちも重宝しているのです♪そうそう!竹半円枕は、竹の表面がすべすべでひんやり気持ちよく、これからの季節にもピッタリながですよ~♪♪♪


この無料プレゼント応募なのですが、元々大体的にお知らせをしていないせいか、実は当選確率もこっそり高いがです!!!このブログをご購読の皆様はチャンスですぞね~(^^)
応募方法は、こじゃんと簡単!企画ページよりお名前とメールアドレスを記入していただくだけです。ほんの数分で応募完了と、お手軽なのでぜひぜひ皆様に参加してもらえたら嬉しいなあ♪


プレゼント応募していただいた方には、もれなく「たけマガ」を送らせてもらっています。「たけマガ」は寅子の尊敬する竹乃子ちゃんが竹虎について紹介しているメールマガジンながです♪新しくたけマガに登録される方はもちろん、今までに登録されていた方でも応募ができますので、この機会に、月に一度のお楽しみを増やされてもいかがでしょうか。


竹を通して皆様に笑顔になっていただきたいということが、何よりの竹虎の願いです。ストレートネックでお悩みの方、日々にちょっとしたワクワクが欲しい方など、竹半円枕のプレゼントで笑顔をお届けしたいと考えています。


沢山の方々に、お気軽にお楽しみいただければうれしいがちや~(^^)

竹炭あぶらとり紙ですっきりお肌♪

竹炭あぶらとり紙ですっきりお肌♪


初夏に近づくに連れ、日差しも強く照りつけるようになり、気温もだんだんと上がっている高知です。天気が良い週末を迎えますと、どこへ行こうか?と嬉しい気持ちになり、お出かけが待ち遠しくなります♪この日も、雲一つ無い青空が眩しい一日でした。須崎駅での待ち合わせ。小さな駅にはいつもより人が多く行き交っています。ザワザワ...


「お待たせ寅子!」


振り返ると、久々に県外から帰ってきた元気な友人の姿がそこにはありました。


「久しぶり♪元気してた?!」


さっそく須崎名物の鍋焼きラーメンで再会を喜ぶ寅子たち。日頃の出来事など一通り話し終え、本日のメイン"どこへ遊びに行くか?"のプランを練って行きます♪


「高知で遊ぶならどこやろう?」


いくつか候補を出す寅子たち。遠くへ足を伸ばして桂浜へ海を見に行くのも良いですし、梼原の方の山道をドライブするのも気持ちいいなあ!県外出身の友人のためにも、高知らしい観光地へ遊びに行きたい!と考えていました。そう言えば、牧野植物園は高知のパワースポット♪だと良く聞く事があります!何より、虎竹の里から移植された日本唯一の虎斑竹も見る事ができるがですよ!


「ねえ、ねえ、虎斑竹って知っちゅう?」


「トラフダケ...?聞いた事ないで?」


「じゃあ、牧野植物園へ見に行ってみん?」


友人も気になったのかコクリと頷き、車で牧野植物園へと向かいました。無事到着し、牧野植物園へ入園すると、一番目に虎竹を見に行ったがです!


「あれが、虎斑竹で!」


「そうながや!」


虎竹をじっくりと見る友人。初めて見る虎竹に興味津々!でも何だか虎模様が付いてないような...それもそのはず虎竹は、今までも他の場所に何度か移植した事があるですが綺麗な虎柄がつかないのです。


「本当に不思議やねえ~♪」


はしゃぎながら夢中になる寅子たちでしたが、しばらく歩いていくと通路の階段で登り降りを繰り返している内にだんだんと汗が額から噴き出してきたがです。


「それにしても暑い!」


「休憩しよう!」


丁度目の前に、高知の山脈や街並みが見える景色の良い、テラスを発見!したので、すぐに友人とベンチに腰を降ろしました。タオルで汗を拭いますが、ベタついた肌は気になる寅子です。さりげなく、化粧ポーチから竹炭あぶらとり紙を一枚取り出して丁寧に額に当ていました。気づいた友人が、


「あぶらとり紙、一枚ちょうだい!」


そう言ったので、一枚渡すと一緒にあぶらを取り始めたのです。さっきまで、真っ黒だったあぶらとり紙がだんだんと黒の半透明から更に透明になっていきました!顔の脂が良く取れていることが分かります。特に鼻の穴の横にある溝は、脂が詰まっているので、念入りに取ってスッキリしたがです!脂取りをしてさっぱり!とした肌。風も気持ち良いし、なんだかよい良い気分♪友人とあぶらを取りを2人並んで仲良くする寅子でした。