濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

お裾分けの大きなお豆

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お裾分けの大きなお豆


「うわあ、大きいお豆!」


寅子の目の前には、それはそれは綺麗な緑色のお豆が!あったがですよ。まるまるっとしている姿がとても立派!


「これ、そら豆、少ないけど...美味しいき食べてや。」


なんと!ご近所の方が畑で育てているそら豆をもらったがです。そういえば、近頃近所の畑を通った時、身がぷりぷりしていて美味しそうなお豆があったのをすでに見つけていたんですが、まさかそのお豆を分けていただけるなんてラッキー♪


「エイがですか?ありがとうございます!」


頂いたそら豆は竹ざるに置きました。そういえば、そら豆は、古代エジプトでも栽培されており、後に日本へやってきたお豆と言うのを聞いたことがありました。しかも、4~6月が旬だそうでまさに今が食べ頃!枝豆や大豆の小さなお豆と違い、実が大きい!お豆が食べられるので気分もウキウキ♪してきます!


「でも、どうやって食べようかな...?」


さっそく、どう頂くか悩む寅子ながです。天ぷらやサラダ、茶碗蒸しにしてもいいなあ!う~ん、どれもきっと美味しいし、どうしよう!でも、素材そのものをまずは楽しみたい!と思って、コンロで焼いて食べる事に決めたがです!


棚からコンロを取り出して、カチッと火をつけると魚の編み焼き器を置いて、その上に洗ったそら豆を並べていきました。


「まだかな~?」


少し時間がたつとすべり止め五膳箸で裏返しました。両面に茶色の焦げ目がついてきたのでできあがり!


「いっただきま~す♪」


すべり止め五膳箸でさやを開くと、お豆一個をつまんで口に入れていきます♪


「ほかほかやあ!」


お豆から水分が溢れて、豆の甘みがじわっと出てくる味わいでした。さらに、もう一個、もう一個と食べ進みます。うん...さっぱりして香ばしい♪おつまみにもなりそう!お次は、塩をふってみましたが、これも豆の甘さが出てきて美味しい♪


「いいなあ、食べたい!」


しばらく、お豆を食べていると家族が集まってきたので、すべり止め五膳箸を渡して皆で食べることになりました。もう、無くなってしまいそう!ちなみに、すべり止め五膳箸で食べると、豆がコロコロ転がらず掴みやすかったので、家族にも渡したがです。


「また、おすそわけしてくれないかな?!」


季節の美味しいものが届くと、次も何か届かないか?とついつい期待♪してしまいます。寅子も何かおすそ分けできないかな?お裾分けは、人を幸せな気分にしてくれるがです!