「丁度良いところに来たね!食べて行きやあ♪」
なにやら人が集まっている場所の近くにいた寅子に、明るく竹虎スタッフの一人が話しかけてくれたのです。どうしたんだろう...?まさか、誰かへのお土産...?!ワクワクしながら、皆が集まっているところへ向かうと、そこには団子らしきものが?!
「みたらし団子ですか?」
「違うよ。竹虎スタッフが作った虎竹茶入りの白玉団子ながよ~」
「え?!虎竹茶?面白いですね♪」
なるほど。茶色のタレに包まれたお団子を良く見てみると、所々緑色の細かい茶葉が混じっているではありませんか!皆、美味しそうに♪とても嬉しそうに♪お団子をほおばっていました。
早く食べたい!でも、もったいなくて食べれない!寅子の頭の中はそんな葛藤でいっぱい!そこで、まずは気になった事を聞いてみました。
「どうやって作るがですか?!」
「虎竹茶の茶葉を取り出してそのまま入れたんよ~。葉が少し大きいき、潰して使ったらお子様でも食べれるかも!」
と教えていただきました。今まで、竹を使ったスイーツを作る場合、主に竹炭パウダーを使っていましたが、虎竹茶を使う発想はありませんでした!さすが、料理上手の竹虎スタッフ!その素敵なアイデアには驚かされます♪
本日は、晴天なり。青い空が広がって気持ちがいい日和です。そこで、休憩中に虎竹縁台を取り出してお外で食べることにした寅子。パクッと大きい口で頂きま~す♪
「うん、少し大人の味がする♪もっと食べたいな~!」
虎竹茶入りのお団子は、茶葉のわずかな苦みが効いており、お団子とタレの甘さが加わってさっぱりした味になっていました。甘すぎなくて、ほろ苦さで逆に控えめの甘さがぐっと引き立つなんて!他のスイーツにも合うだろうな♪と思いました。
ホットの虎竹茶も合わせて頂きます。ゴクゴクゴク...
「...うん、合う!」
このお団子と虎竹茶の相性はバッチリでした。ほろ苦くて甘いお団子を食べた後に、すっきりで爽やかな美味しさの虎竹茶。味が美味しかったのはもちろんですが、竹虎スタッフが仲間のために、作ってくれた愛情たっぷりのお団子でもあります。
「とても贅沢な気分♪」
縁台に座って一息。遠くに見える竹林を見ながら、虎竹茶を飲みつつ...これから虎竹茶葉でアレンジするお菓子をうきうき♪と考える寅子でした。