濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

頼りがいある竹かごバッグで、おすそわけ♪

  • (最終更新日:
無農薬文旦


「これ、取っていきやあ!」


そう、声をかけて下さったのは竹虎スタッフの一人でした。


「...え?いいがですか?!」


寅子の目の前には、文旦の山が!...目の錯覚じゃないか?目を擦ってもう一度見ると、やっぱり文旦がいーぱいっ♪♪


実はここ須崎市安和は、果物の里でもあります!文旦の産地としても有名で、豊かな風土と気候で美味しい果物が育ちます!今回頂いたのは、そんな南国の太陽を沢山浴びて育ち!お客様から好評をいただいている武市さんの無農薬文旦!武市さんご夫婦が、丁寧に作り、愛情をたっぷり!注いだフルーツ♪なんです!


無農薬文旦は、見かけが黄色のグレープフルーツに似ています。皮に厚みがあり、黄色くて円形です。手に持ってみるとやや重みがあって、一個の重さは、約350グラム~約400グラム。甘みとやや酸味があり、このジューシーな味で毎年人気なのです♪農薬を使って栽培された文旦は、キズも無くて表面が綺麗です。それにひきかえ無農薬文旦は農薬を使っていない分見栄えは少々悪いがです。けれど、体に入るものなので、健康を考えると無農薬文旦の方がその分安心して食べることができます!


そんな文旦を20個以上、持って行って構わない!と言うわけです!ああ、なんてありがたい♪それじゃあ、お言葉に甘えて袋にめいいっぱい!詰めて、お家まで持って帰りました。


「やっぱりおいしい~♪何個でもいけそう♪」


お家に帰るとすぐに文旦の分厚い外皮を剥いで、身に付いている白い皮を一個一個剥ぎます。


「身がぷりぷりや♪」


文旦の身を取り出すと、沢山食べ始める寅子。甘くて瑞々しい~!手が止まらなくなるほど!どんどん食べます。今度はサラダに入れてみました!レタスを敷いたお皿に剥いだ文旦を置いていくだけでOK!ドレッシングを最後にかけてできあがり♪文旦の黄色い実がお皿を彩り、見栄えもキレイなのでおすすめ!です。食べると、甘塩っぱい味でこれがまた美味しい~♪


文旦の皮は普通だったら直ぐに捨てますが、無農薬栽培で育てられている武市さんの文旦なら!!皮も美味しく食べられるんです♪調理方法は色々♪皮を砂糖漬けにしたり、ママレードにしてみたり!文旦の皮で色んなおやつが作れます♪身も皮も食べられるのは嬉しいです!...ところが、何個か食べるにつれてお腹がいっぱいに膨れてきたんです!毎日食べたり、ジャムにするのも良いけど、まだまだ量がありそう...。


「よし、おすそ分けしよう!」


持っていく時に、ビニール袋にそのまま入れると袋が破けてコロコロ~と転がってしまわないかとても心配でした...。何か良い入れ物無いかな?と探すと...普段、スーパーで買い物をする時に使っている根曲竹お買い物かごが目に止まったのです!沢山物が入るし、重くなっても頑丈で使いやすい♪ので、これが良いと確信!


そうそう!根曲竹お買い物かごは、別名りんご籠とも言うがです!りんご籠って、とても可愛い名前です♪りんご籠の底へ、花柄のスカーフを敷いてから文旦を十数個入れました。


「...よし、これで準備OK!」


頼りがいある竹かごバッグで、おすそわけ♪


持ってみますとずっしり文旦の重みはありますが、とても頼りがいがある籠の感じがしました。さっそく、りんご籠を腕に掛けて外へお出かけ♪ご近所をぶらぶら~。丁度知り合いの方と会いました。


「わっ!素適な手提げ。えいねえ。」


寅子は嬉しかったので、すぐに手元にある文旦を1個プレゼント♪


「ええ?ありがとう!」


ニコっと笑って少し話してお別れしました。春風の気持ち道のり。青空もキラキラでとっても気持ち良いなあ。...また、道行く近所の人発見!


「そんなにいっぱい!?入るんやね~」


またもや、珍しいのか話しかけてくれました。...こんな具合で近所の方へプレゼントしていく内に十数個あった文旦はいつの間にか無くなりました!!りんご籠を腕にかけて、ルンルン♪ランラン♪


「うわあ、軽い~♪」


とスキップしながら帰宅する寅子でした。配り終わった文旦。りんご籠でしっかり持ち運びができました。皆、りんご籠に興味を持ってくれたし、文旦のプレゼントというサプライズ!で笑顔になってくれたのが、なにより嬉しい♪今日は良い一日だったなあ...!