濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

私の知らない竹細工たち

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私の知らない竹細工たち


私の働く職場には竹細工が沢山あります。白竹ピクニックバスケットや玉入れかご、背負いかごなど種類は様々!!飴色になったものやこれから飴色になっていくもの、まだ青色が残っているもの...。四方八方を見渡してみても竹、竹、竹の竹製品に囲まれています。竹の色あいが明るく、どこかぬくもりのある職場で働いている気がします♪こんなにも竹細工が身の周りに置いてあるのは竹虎だけじゃないか?!と思っているんです。


見回してみますと顔なじみの竹細工も数多くありますが、何となくざるとして使うのでは無いかな?と迷ったり、使い方が全く分からない竹製品も多くあります。


「これ何に使うんやろう...?」


特に目についたのが、シルクハットの形をした大きい竹製品やぺったんこの平たい竹製品...。面白くて変わった形だなあ!とは思いますが、手に取って眺めてみてもさっぱり検討がつきません。自分では竹細工を知っているつもりでしたが、改めて辺りを見回すと知らない竹製品が多くある!!ことに驚きます。


私は竹虎に入社するまで「飯かご」という竹製品の存在を知りませんでした。最初は、お弁当箱のこと?!だと勘違いする程に馴染がありません。飯かごは、籠の中にふきんを敷いて温かいご飯を入れ、軒先などで吊るして使うそうです。通気性が良いのでご飯を美味しく!保存でき、昔は日本のご家庭で使われていたキッチン道具でした。知らないことを知る度に、竹細工ひとつ、ひとつに意味があって、先人の方の知恵や工夫が詰まった賜物なんだ♪と分かります。


竹文化は実はもっと!!奥が深い。知らない竹製品との出会いは、日本の文化を教えてくれる貴重なきっかけなのだと気づいたこの頃です。