濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

とろろ昆布の裏ワザとは!?

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つい最近のことです。竹のお弁当箱を使っていた私に嬉しい事がありました。


「とろろ昆布をしけば、煮物の汁が垂れない!」


と言う裏ワザを竹虎スタッフの一人に教えていただきました。今までは煮汁が垂れたことがあったので入れるのをやめていた私ですが、愛用のスズ竹弁当箱でさっそく試してみることにしたのです♪


スズ竹弁当箱は、品質のよいスズ竹で頑丈に網代編みで作ったお弁当箱です。購入時はスズ竹の緑色が美しく今ではやや黄に変化しており、色の変化が見ていて楽しい♪私のお気に入りの弁当箱でもあります。スズ竹弁当箱の底にアルミカップを置き、とろろ昆布をその上に敷きます。次に煮物を少し汁を切って入れます。とろろ昆布の量をやや多めに私は入れました。今回は里芋の煮物を入れることに。最後におにぎりやおかずを詰めて完成です!!


以前煮汁が垂れてしまったこともあり、スズ竹弁当箱をお弁当袋に入れたとしても、運ぶ時に中身が正直心配でした。


お昼になって、蓋を思いっきり開けてみます...。


「あ!垂れてない♪」


びっくりしたのは敷いたとろろ昆布に煮物がくっついており、汁をきちんと吸収していたこと!!です。箸でとろろはサクッと剥がれます。汁が弁当内に垂れてない!!ことに思わずにやけてしまいました。汁を吸収したとろろ昆布はそのまま食べても良いですし、ご飯と一緒に食べても美味しいです♪


私は今回で目から鱗が落ちました。煮物が入る!裏ワザを知ったので、他の竹のお弁当箱でもやってみようと思っています。竹のお弁当を使う時にできる工夫はまだまだあるかもしれません♪