濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

ドキドキ♪初めての米とぎざる体験

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ドキドキ♪初めての米とぎざる体験


我が家は、竹製鬼おろしや竹箸に虎竹ランチョンマットなど、竹のキッチンアイテムが着々と充実しています。キッチンアイテムの中でも以前からずっと欲しかった米とぎざる(3合用)を使ってみました。


米とぎざる(3合用)にお米を入れて水で流します。最初は強く研ぎすぎてしまい、ごりごりっとしてお米が割れてしまいました。二度目に優しくお米を研ぐと、ぬかが流れてお米がだんだん真白くなりぴかぴかしてきます。


「お米ってこんなに白くなるんだ。」


と少し驚きました。私はじゃりじゃりっと米を研ぐ感触がとても気持ち良く、ついつい研ぎ過ぎてしまいます。


「珍しいね。お米がキレイになりゆう。」


と横に居た母が言いました。炊き上がったお米を味見すると、いつもより瑞々しい味がしました。しばらくして私が食べる頃には炊飯器の中は空っぽでした。いつも我が家はお米を食べない家族もいて、空っぽになることはまずありません。お米がいつもより美味しかったんだなあと思い嬉しくなりました。


使用した後、少々編み目にはお米が詰まってしまいます。強く振ればだいたいは除けますが、昔からずっと使われているものですので多少不便さもあると思います。昔は精米技術が悪く、ぬかをとるために誕生した米とぎざる。知恵や工夫が詰まっているそんな一品は長く愛用していきたいと思います。洗った後、窓際に置いて乾燥させて一安心。


米とぎざる(3合用)の活躍は米とぎだけに留まりません!そうめんを茹でて、下へ受け皿を付けてそのまま食卓に出したり、鍋やサラダに使う水切りざるとしても使うことができます。本店店長が


「一個あるだけで一生もの」


と言っていた理由が使ってみて分かりました。他にもお米が目詰まりしないよう、口部分の内側に竹輪が入っている先人の工夫の詰まった米とぎざる(匠)がなんだか魅力的。憧れのキッチン道具は増える一方です。