最近、炭焼きをしながら高知で暮らすオジサンがテレビ番組で特集され「竹炭を入れないとお米が美味しくない」と話された言葉が印象に残っています。店長も「竹炭を入れたら本当に美味しくご飯が食べられる」と言ってた事を丁度思いだし、家に置いてあった土窯づくりの最高級竹炭(平炭)でご飯を炊いてみる事にしたのです。
今回は3合分炊きます。お米2合に対して竹炭4~5片使用ですので、3合で6片を使いました。最初に最高級竹炭を手で良く洗いますが、手が黒くならないので安心。沸騰した鍋の中へ入れて5分煮沸し、ザルに移して湯を切り水洗いました。すると表面がツルツルして銀色にも見えて綺麗です。持ってみるとものすごく軽いのに、指で力を加えてもビクともしません。四角くて小さい頑丈な板片。見かけだけでは美味しさの秘密はまったく分かりません。「本当に美味しくなるのかな?」と不思議にも思いつつ、お米と水を入れた釜の中へ最高級竹炭を入れ、炊飯器のスイッチを押したのです。
待つ事約1時間、ご飯が炊けました。釜を開くとさっそく、炊きたての甘いお米の香りが!日曜日の夕食時、家族がぞくぞくとご飯をよそおい始めて口々に、「これは、甘くて美味しい。」「風味がある。」など言いながら食べました。ちなみに私は普段2杯のご飯を4杯分もお代わりしてしまい満腹幸せいっぱいなのです!!!我が家ではご飯が終わった後に炊飯器の保温スイッチを切ります。長時間おくとご飯からふわっといやな臭いがしてきます。ところが最高級竹炭を使うと長時間置いても無臭に近いニオイで驚きました。
炊飯に大活躍の最高級竹炭ですが、夏場には飲料水用としても活躍します。竹虎四代目が「ピッチャーへ水と竹炭を入れるだけでもう他には何も要らない」と言っていました。竹炭の冷水にレモンを一絞りしても、さっぱりして美味しいとのこと。
「コーヒーや焼酎のお湯割り、お茶などに最高級竹炭を使うと美味しくなる」とお客様からご感想を頂いており、こちらも試したいです。他にも、我が家では食品の鮮度を保つために最高級竹炭入りのケースを冷蔵庫に入れて置いたり、からっとした揚げ物を作るために天ぷら油へ入れていたりもします。改めて私生活を振り返ると一つの竹炭から色々な使い方ができるので、お得感いっぱいです。