濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

『日本一、お客様に喜ばれる竹屋になる』

全社会議


いつの間にか12月。温かな高知にも寒波が襲い霜が降り始めています。そんな中、竹虎では2014年最後の全社会議が行われました。まずは会議の準備をしていたのですが、そのなかで綺麗なケーキを切っているのを発見!ツルルンとした真っ白なプリンのような表面には真っ黒な模様が描かれ、ケーキの土台も黒いクッキーです。


あ、竹炭を使ったお菓子だ!とすぐにわかりました。竹炭を使ったお菓子は見たことがありましたが、模様に使った工夫を見たのは初めてでした。いったい、どこのお店が作ってくれたものなんだろうそう思っていたら、なんと切り分けていた社員の宮崎さんご本人の手作り。白と黒のコントラストがあまりにもエレガントだったので、てっきりお店のものだと思ってしまいました...。


ケーキは竹虎社員のみんなで頂き、特製竹炭スイーツの感想を言い合いました。プルンっとしたヨーグルトの層はさっぱりとしていて、土台のクッキーの甘さと相性ピッタリです。実は今回の全社会議は予定日が一度延期になり、日付を改めて行われました。宮崎さんは中止された日にも同じくケーキの用意をされていたそうなのですが、今日のためにもう一度作ってくださったそうなのです。お菓子は一回作るのも大変です。それを二度もしてくださって実際の竹炭スイーツを体験させてもらったのだと思うと、心がジ~ンとしました。


竹炭ケーキで英気を養った後には全社会議のスタートです。今回、私は初めての参加でしたので、まずは自己紹介をさせて頂きました。竹虎スタッフ全体とお会いさせていただくのは、夏のインターンシップ見学会以来です。会議はお客様から頂いた感想を読み合い、行事予定や業務報告などと続くのですが、最初は緊張していた私も途中でなんだかふっと落ち着きました。


職人さん、本店や事務、発送、受注担当の皆さん、EC事業部の皆さん。それぞれの仕事の内容は違いますが、お客様に喜んでもらいたいという気持ちは全く同じです。全員で竹虎なんだな、と感じ入りました。役割が違うから、仕事上の細かな改善内容はそれぞれ違う。けれども、竹虎の商品を身近で使って、その良さを知り、色んな人に最高のかたちで届けようと努めていました。


会議の最後に斉唱したのは竹虎の経営理念と最大目標です。


『日本一、お客様に喜ばれる竹屋になる』


お客様に喜んでもらうために、自分には何ができるのか。答えは一つでないからこそ、一つでも多くの答えを見つけていきたい。そんな課題に出会いました。